生命の誕生は、もはやそれだけで奇跡といっても過言ではない。無事生まれてくれることを誰もが願うが、その過程においてさまざまなハプニングが起こりうるだろう。
そんな中、ある母親がインスタグラムに投稿した赤ちゃんの姿が神秘的すぎると、いまネット上で話題になっている。
※この記事には赤ちゃんの誕生の瞬間の画像があるので、閲覧の際はご注意ください。
超レア現象!羊膜嚢(ようまくのう)に入ったままこの世に誕生!
その姿がコチラだ!
なんと赤ちゃんが羊膜嚢に入ったまま、この世に誕生したのである!
羊膜嚢とは子宮にある袋のことで、このなかで胎児は成長していく。羊膜嚢は出産のときに自然に破れるもので、そのとき羊膜嚢のなかから羊水が出る、いわゆる「破水」とよばれる現象が起こる。
帝王切開の場合には、非常に稀ではあるがこのようなケースがみられるという。しかし、自然分娩ではほぼ皆無といえるほど超レア出産だと世界中で報じられている。
妊娠29週目、車中出産で『奇跡の赤ちゃん』を無事出産!
この超レア出産を体験したのは、アメリカに住むレイリンさんだ。
8月5日、子宮の収縮を感じたレイリンさん。しかし出産予定日まで2カ月以上もあるため、思い過ごしだと言い聞かせた。しかし45分後、その異変に出産が間近だと感じたレイリンさんは、旦那さんが運転する車に乗り込み病院へと急いだ。
病院へ向かう途中にこれ以上我慢できないと、レイリンさんは車中で下着を下ろし、一度大きくいきむと、なんと赤ちゃんが生まれたのだ。そして生まれてきた赤ちゃんの姿が冒頭の写真にあるとおり、羊膜嚢に包まれていたというわけだ。
レイリンさんがedamameインタビューに答えてくれた!
出産から1ヵ月。レイリンさんのSNSを拝見する限り、赤ちゃんは元気そうだ。そしてレイリンさんから直接、近状をお聞きすることができた。
「赤ちゃんはすごく元気よ。退院するまでもう数週間必要ね。口から物を食べられるようになったけど、もう少し体重を増やさなければならないから。でも保育器ではなく通常のベビーベッドで過ごせるようになったの。酸素不足で不整脈の状態が続いていたから、しばらくの間はマスクで酸素をおくっていたんだけど今は自分で呼吸ができるようになったわ。もともとの出産予定日は10月18日だったから、その頃には退院して自宅に戻ってこれると思うわ!」
奇跡の赤ちゃんと一緒に過ごせる日も近そうだ。ご出産おめでとうございます!
許諾元:Raelin Scurry Instagram