クイーンズランド州に起こった嵐の規模と被害状況
南半球のオーストラリアは、日本と反対で夏に突入。
ケアンズやブリスベンがあるオーストラリア北東部クイーンズランド州は、ただいま雨季で、雷雨の発生しやすい状態だ。
この時期は、雷や暴風雨は珍しくはないのだが、オーストラリア気象局(Bureau of Meteorology)は、もっと嵐が起こる可能性があるとし、12/4(日)に警告を出した。クイーンズランド州の南東部で、十代の子供が雷に打たれ、家屋や車が損壊する事態が起きた。
ABCニュースによると、
州の緊急事態サービスは、雨と雹(ひょう)と、風速74kmの風と、39万回の落雷の中で、80ものヘルプコールを受けた。
と言うような、凄まじい状況を報じている!
目で見る雷の凄さと、自然の驚異
こんな激しい雷雨の中ではあるが、「あまりに赤い空」、「凄まじい稲光」をカメラに捉えた人々がいるので、その写真や動画を紹介しよう。
まずはこちらの雷の映像。
Wait for it…. ⚡️
Michele Mayhewさんの投稿 2016年12月3日
そして、稲妻が走る瞬間をとらえた画像
そして車内からの動画。
それから街全体を覆う空の映像
Here's our amazing #bnestorm view looking west to the sunset pic.twitter.com/5yfgmMEqX0
— Ashleigh Watson (@awtsn) 2016年12月3日
稲妻4連発!
そして木に雷が落ちた映像
Poo pants
Annalese Jackさんの投稿 2016年12月3日
この赤い空と雷雨の原因を、オーストラリア気象局のマイケル・ネップ予報士は、こう語る
「熱」と「湿気」と「不安定な大気」の組み合わせが、雷雨を作った。
この地域は、40度以上の気温が続くらしく、湿気と暑さで大変だ!
オーストラリア気象局は、12/8の木曜日あたりまで、雷雨が起こりやすいと伝えている。行かれる方は、十分に注意してもらいたい。