40年の時を超え、7歳の頃の思い出が体から摘出される!!
今回は、チョッピリ痛~い話題をお届けしよう。苦手な人は、早いところ戻るボタンを押してほしい。
元気だった子供の頃、転んだ拍子に何かがグサッ!と刺さり、そのまま放置してしまっている人はいるだろうか。
ネットを見渡してみると、鉛筆の芯が体に刺さったままだとか、シャープペンの芯が刺さってるという人もかなりいるようで、もはや体の一部と化している人も少なくはない。
こういった事は比較的よくある話と言えるが、今回紹介するのは、とあるイギリス人男性の体内から小さなオモチャが摘出されたというニュースだ!
しかもこのオモチャは、40年にわたって男性の体に埋まっていたらしい。
それがコチラ。↓
Doctors have removed this Playmobil toy traffic cone from a patient's lung – 40 years after he swallowed it https://t.co/fsBx9JRkOR pic.twitter.com/ZexbxI14sc
— BBC News England (@BBCEngland) 2017年9月26日
右側にあるのが摘出されたもの。50ミリほどしかないが、いったい何のオモチャなのだろうか・・・・!?
これが摘出されたのは、イギリス北西部・ランカシャーにお住いの47歳の男性の体だ。
BBCニュースによると、男性は一年前より原因不明の咳に悩まされており、近所にある呼吸器科を受診したのだという。
当初、原因は長期間の喫煙だとされていたが、医師が肺をレントゲンで撮ったところ、腫瘍のような影がある事に気づいたのだという。
そこから更に気管支鏡検査で腫瘍を詳しく調べると、なんとそれがミニチュアおもちゃ「プレイモービル」のコーンであることが分かったのだ!!
When @playmobil old and new come together anything can be accomplished. pic.twitter.com/KWeuZcSHmO
— Ian Jeffcott (@thebaldcyclist) 2017年7月26日
▲「プレイモービル」で遊ぶちびっ子たち。例のコーンが置いてある。
男性は鉗子でつままれているミニチュアを見て、7歳の頃に貰ったプレゼントだ!と思い出したのだという。どうやら彼は7歳の頃、何らかの事故でミニチュアを飲み込んでしまい、吸い込んだ拍子に気管に入ってしまったらしい。
医師によると、少なくとも40年は肺の中に入っていたとみられており、ここまで発症が遅くなったのは非常に珍しいとのこと。
男性はコーンの摘出後、咳はほとんどなくなり、以前より呼吸もしやすくなったのだという。
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40年もの間、存在を忘れるほど体に馴染んでしまっていたことに驚きである。人間の適応能力はスゴイと思わせられる。
数十年の時を超えて、7歳の頃の思い出が飛び出してくるなんて、おかしな話だがどこか切なくなる話だ。まるで心の一部を捨てるような気分だろう。
・・・とはいえ、上のプレイモービルで遊ぶちびっ子の画像をご覧いただけば分かるように、ミニチュアおもちゃは非常に小さい。お子さんがいるご家庭では、誤飲に十分気を付けて欲しい!