宿泊できる本屋「Book And Bed」2号店が京都にオープン!
この本に囲まれたお洒落すぎる空間、まぎれもない宿泊施設なのだ。宿泊施設「Book And Bed KYOTO」は昨年11月に東京に誕生した「Book And Bed TOKYO」に次ぐ2号店で、京都祇園に12月2日オープンした。
5000冊の本を読みながら京都のど真ん中で寝落ちするという幸せ
ここで提供されるのはホテルにあるような快適なマットレスでも快眠できる枕でも暖かい羽毛布団でもない。そんなものは一切ないが代わりに施設内に並べられた約5000冊の本を提供されるのだ。宿泊客は眠い目をこすりながらも「もう少しだけ。あとこれだけ。」と言いながら気付くと明け方を迎えているのである。
宿泊料金は一泊4800円から!個室スペースもしっかり確保!
本棚の中で眠れる個室空間は全20室用意されていて、そのうち18室あるスタンダードルームの空間の大きさは縦210cm×横110cm、価格は1泊5300円~だ。それより少し小さめだが本棚の中で眠れるコンパクトルームが1室ある。空間の大きさは縦210cm×横90cm、価格は一泊4800円~となっている。同じコンパクトルームでも鴨川の眺望ができる空間も1室用意されており一泊5300円~だ。価格は時期により多少変動がみられるので予約サイトでチェックしよう。各空間にはプライベートカーテン、ルームライト、ハンガー、コンセント、セキュリティーボックスが常設されている。大きな荷物はベッド下の収納スペースに片付けることができるので旅行客にも利用しやすいつくりになっている。
館内設備として共有ラウンジ、共有シャワーブース、共有トイレがあり、フラっと立ち寄った人でもシャワーパッケージ(レンタルバスタオル、シャンプー、リンス、ボディーソープ、歯ブラシ、エコバッグ)が540円で購入できるのでとても便利である。無料Wi-Fiが完備されているのも外国人観光客には特に人気となっているのだという。
数時間過ごしたいのならデイタイムプランがおすすめ!
宿泊予定はないがどんなところかのぞいてみたいという人もいるだろう。そんな人でも気軽に立ち寄れるのが嬉しいところだ。「Book And Bed」は日中であれば時間制で利用できるようになっておりデイタイムプラン(13時~17時)というものがある。1時間ごとに540円、もしくはフリータイムで1620円という価格設定になっている。
また毎月8日、18日、28日には宿泊客は「NOWHAW(ノウハウ)」とコラボしたお洒落なバスローブを数量限定で貸出してもらうこともできるので是非ともこの日を狙っていきたいものだ。
京都店はここがすごい!バーカウンターで地ビールが堪能できる!
東京店と違うところが京都産地ビールを中心に数種類の地ビールを施設内のバーカウンター「Book And Bed And Beer」で楽しむことができるということだ。まだ詳細は明らかになっていないが「本」「ベッド」「ビール」この3つが揃えばとりあえず最強ということは薄々気付くはずだ。どんなラインナップが揃うのかまた期待したいところである。
支払いはすべてクレジットカードもしくは交通系ICカード(ICOCA、SUICAなど)のみとなっている。現金は取扱いしていないので注意しよう。
住所:京都府京都市東山区中之町西入ル200 カモガワビル9F(京阪電鉄祇園四条駅から徒歩30秒)
公式サイト:http://bookandbedtokyo.com/kyoto/