皆さんの目の色は何色だろうか?
もし、鏡を見てみて、自分の目が青色だった場合、あなたは今から自分の祖先について知ることができる。
と言っても、本当に青色の人なんてそうそういないだろうが・・・。
この研究結果が発表されたのはかなり前なのだが、最近海外のニュースで取り上げらるなど、なかなか興味深い話なので紹介したいと思う。
祖先は6000~10000年前に存在していた
調査によると青い目を持つ人は皆、「6000~10000年前に黒海周辺に住んでいた人物」を祖先とするらしい。
青い目は突然変異で生まれたもので、元々は存在しなかった目の色とのこと。
HERC2という遺伝子が本来の色であるはずの茶色を作るOCA2という遺伝子の働きを妨げ、茶色の目を作れなくした。
そのため、その子どもたちにもHERC2遺伝子が受け継がれて、今に至るというわけだ。
ほんの一部の遺伝子が違うというわずかな差が、目の色を変えているのもなかなか興味深い話。
現在ではヨーロッパに住む人の20~40%の人が青い目を持つと言われている。世界全体で見ると約17%とのこと。
元を辿れば全ての人が、一人の人間の子孫なのかもしれないが、一目で共通の祖先を持っているとわかるものはなかなかないはず。
というか、ここまで広まったってことは祖先は色々頑張ったのだろう。
ちなみに突然変異の原因は不明。変異が起こる前は全ての人が茶色の目だったとか。
※この猫の目は青いですが、祖先は黒海の人じゃありません。
青い目の日本人っているの?
この話を知って私がまず思ったことは「日本人には関係ない」ということだ。
黒や茶色、個々に差はあれど青色の目を持った日本人など見たことがない。
いないとは思いつつも、興味本位で調べてみると、意外なことが判明した。
青い目の日本人、いる!・・・はず。
ハーフかなにかだろうと思い、更に調べてみるとこれまた意外、生粋の日本人にもごくわずかだが存在しているらしい。
ただ、私の力不足で明確なソースを確認できず、現時点では「多分、いる」と言わせてもらいたい。
見たことある、または自分の目は青いという人も一応ネット上では確認できるので、信憑性は低くないと思われるが・・・。
いるとなると、やはり彼らも祖先は「黒海の人」ということになるのだろうか?
また、一部が青色の人、片目だけが青色なオッドアイの人も存在する。
なんだか漫画やアニメのキャラクターみたいでかっこいいと思うのは私だけだろうか?
とはいえ、カラーコンタクトを使えば目の色を変えることも出来るし、写真だけならアプリを使って加工できる時代。
最近ではレーザー治療をすれば誰でも青い目にすることができるなんて話もある。
このままいけば、近い将来もっと手軽に目の色を変える方法が出てきてもおかしくはない。
髪を染める感覚で目の色を変えれたらおもしろいかも。
参照元:INDEPENDENT DailyMail