日本人にも人気の旅行先、タイ王国で、なんともけしからん窃盗事件がおこった！
空港の手荷物担当者が窃盗を働き逮捕！
飛行機に乗る時に、空港で大きな手荷物は預ける。その預けた荷物の中身を物色し盗みを働いた犯人が、なんと空港の職員だったという事件だ！
荷物を物色中の映像が流出し、話題となっている。
Baggage handler caught stealing from luggage in Thailand
Footage shows an airport baggage handler in Thailand rifling through luggage before stealing a Bluetooth speaker. He was employed by an agency and was supposed to be loading suitcases onto the flight from Phuket to Singapore on October 10. Security staff at the airport filmed the theft. Police arrested him shortly after and he admitted stealing a black speaker, which he handed back.
CGTNさんの投稿 2017年10月15日(日)
何やら、まったくもって緊張感がない。
まるで、「いつものこった！」と言わんばかりの様子で荷物をまさぐっている！
このカメラは海外メディアによると、監視カメラと書いてあるが、仲間が撮影しているようにも見える。仲間になりすまして告発したのだろうか。その辺は明らかにされていない。
どちらにしろ、この映像が世に出て逮捕されるとは思ってもみなかったのだろう。
この事件が起こったのは、10月10日、タイのプーケット国際空港でのことだ。ジェットスター航空の乗客の荷物が被害にあった。
この犯人は「BAGS」という会社に雇われていて、この会社は、荷物の積載を請け負っているようだ。他にも約100社の航空会社と提携しているので、ジェットスターだけとは限らないぞ。
この動画がネット上にアップされ、話題となり、ジェットスターが本格的に調査をし、犯人の逮捕に至ったというわけだ。
今回、この犯人が盗った物は、ブルートゥース対応のスピーカーだそうだ。
先日、edamame.では、タイのムエタイ王者＝ブアカーオが出家した記事を紹介したが、彼に説教してもらわねばなるまい！
海外の空港では、度々、空港内で窃盗やトラブルが起きている！
実は、空港関係者による犯罪は、ちょくちょく起きているのだ。
アメリカでは、2010年～2014年の５年間で、預け荷物の盗難被害額は３億円にものぼっていたことがCNNの調査で分かっている。
アメリカではテロ対策の一つとして、スーツケースのカギはTSAロックという、マスターキーで開けることができるキーロックシステムが使われ出し、最近では、TSAロックが付いてないスーツケースはほとんど売られてない状況になっている。
↑この赤い菱形のマークがTSAロックの印だ。
ただし、このマスターキーのせいで、空港職員による、窃盗が多発するというどうしようもない事態になったというわけだ。
確かに、テロリストが、危険物を持ち込んだりするのは、防ぎたいが、空港職員の窃盗行為は、乗客の信頼を裏切るものだ！
我々がとれる対策は、預け荷物には、貴重品や盗まれたくないものを入れない、ということぐらいなのだろうか？
政府や空港、航空会社には、なんとか対策をとって欲しいものである。
