先日、黒人男性と白人至上主義者が抱きしめあうニュースが話題となったが、やはり人種差別の問題は根強いのか。またしてもアメリカで卑劣な人種差別ともとれる事件が起きてしまった。
加害者がインスタグラムで嫌がらせを自慢して発覚!
事件の内容は白人女子大生ブリアナ被告がルームメイトの黒人女性シェンネルさんに対して執拗な嫌がらせをし、逮捕されたというものだ。
↑アメリカのハートフォード大学に通う加害者の白人女子大生ブリアナ被告(19歳)
その嫌がらせとは想像を絶するものだった!!!当初、なんと加害者白人女性であるブリアナ被告はその内容を自慢するかの様に誇らしげにインスタグラムに投稿していたのである!
↓これがその内容だ!
1カ月半、シェンネルのココナッツオイルの中にツバを吐いてやったわ!カビの生えた貝類をローションの中に漬けてやったし、彼女のリュックに使用済みのタンポンもこすりつけてやったの!ついにルームメイトを処分できそう!やっとジャマイカンバービーとサヨナラできるわ!
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ひどすぎる、、
被害者女性のルームメイトの反撃でついには警察が動く事態に!
↑被害者の黒人女性シェンネルさん
以前から関係の良くなかった2人。シェンネルさんはルームシェアを解消し出ていくことを決めたという。そして、部屋を出る直前にみせられたのが先ほどの嫌がらせ自慢のインスタグラム投稿だった。
もちろん卑劣な行為を許すことができないシェンネルさんはFacebookビデオで自身の主張をし、大学や警察が動く事態になったのである。
大学側のコメントは以下の通りだ。
ブリアナ被告はすでに本校の生徒ではありません。被告の行為は非人道的であり、我々の教育機関の価値を反映するものではありません。人種差別は決して許されるものではないのです。
今回、事件が公になったことで大学や警察が動いたものの、これは氷山の一角ではないだろうか。悲しいことだが、埋もれてしまっている人種差別は、まだ無数に存在している気がしてならない。
シェンネルさんのように声をあげて主張することで、今後、人種差別問題にも新たな動きがみられるかもしれない。ひとりで抱え込まずに、彼女のように勇気ある一歩を踏み出すことで、また違った世界になることを期待したいと思う。