日本のCMが海外の広告フェスティバルで受賞!
今年6月、世界最大の広告祭典のひとつでもある「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル2017」が開催された。
そして、そのフィルム部門において、日本のある会社のCMがシルバー賞を受賞したと話題になっている!
その受賞作品には、「感動した!」「すごい迫力!」などと映像作品としての賞賛の声が集まるなか、
「最後までみないと何のCMかわからなかった!」
と、そのストーリー仕立ての構成も話題にのぼり、多くの人を魅了しているのである。
それでは、みなさん、動画を抜粋していくので何のCMか推測してください!
ヒント1:「ハトの糞だーーーっ!!!」
炎天下だろうか、汗を流しながら暑さに耐え忍ぶ男の姿が・・・。
そんな男の右頬に何か白っぽい液体が落ちてきた!
「うわっ、何っ!?」
隣の男が驚愕に満ちた表情でこう叫ぶ。
「糞だーーーっ!!!」
そして全体に響き渡るようにもう一度叫ぶ。
「ハトの糞だーーーっ!!!」
ヒント2:「火事だーーーっ!!!」
真っ赤な炎に包まれ、男が周囲にこう叫ぶ。
「火事だーーーっ!起きろーーーっ!」
そして、みんなで手を握り合い、必死で火事のなかを耐え抜く男の生き様をみせている。
ヒント3:「冬が来た、寝るなーっ!!!」
寒い冬がきた・・・。横たわった男たちの顔や体には雪が降り積もる。
強烈な寒さのなか、眠気と闘う男が・・・。
「寝るなっ!おいっ!!!」
まわりの仲間が声をかけ、励ましあう姿がそこにはあった。
「寝たら死ぬぞーーーっ!!!」
ヒント4:「地震だっ!耐えるんだっ!」
そして、災害は突然やってくる・・・。
「地震だっ!しっかりしろ、おいっ!」
こんなときでも、いや、こんな時だからこそ仲間と協力し、耐え忍ぶ日本人の忍耐を見せつけられるのだ。
正解はコチラの動画をご覧ください!
さあ、わかりましたか?
では動画をご覧ください!
そう、実はこれ、瓦のCMだったんです!
瓦メーカー最大手の「鶴弥(Tsuruya)」が防災瓦を擬人化したもので、瓦たちがどんな気持ちで家を守っているのか、ストーリー仕立てに仕上げているものだ。
1000年以上にわたり日本の家屋を守ってきた屋根瓦を使う人が少なくなってきた今、地震や火事などの災害時にも高い耐久性を持つ防災瓦の素晴らしさを改めて伝えた動画である。
ネット上の反応もさまざまだ。
「これはいいCMだね!」
「家の瓦に感謝したくなった・・・。」
「生まれ変わっても瓦にはなりたくないな。」
「連携とか助け合いとか、震災の時の日本人のメンタルを表している!」
正直、推察力などまったくない私(Sugi)は最後まで全くわかりませんでした・・・。でも最後までみると「なるほど!!!」とめちゃくちゃスッキリ!
いやー、瓦のCMをここまで壮大に仕上げてくるとは、鶴弥さん、さすがです!
参照元:YouTube