「18時半までに家に帰れない」22歳新米教師が号泣し1学期だけで離職する事態に!

カルチャー

初めて就職するとき、人は期待と不安で胸がいっぱいになるだろう。

もちろんそこには苦難も待ち受けているかもしれない。今回は、ある男性が直面した”苦難”が世界中から注目を浴びる事態になっているのでご紹介しよう。はたしてこれは苦難といえるのか・・・、考えてみてほしい。

18時半までに帰宅できないのが離職理由

イギリス在住のエディーさん(22歳)は大学を卒業後、すぐに小学校の教師として採用された。8歳の子供たちに教えていたエディーさんだったが、わずか1学期でその職を退いてしまったのである。

こちらの動画はエディーさんが自身のおかれた状況を語ったものだ。

自分自身の職場での環境や責任について語るエディーさんだが、最大の理由として彼はこう語っている。
「勤務時間がありえない!18時半までに帰宅できないんだから!

ちょ・・・ちょっと待って!!!
日本人のお父さん方、聞きましたーーーっ!?

「ママ、これ以上仕事を続けるのは無理だよ」

エディーさんの小学校は一学年でひとクラスしかないため、他の教師とアイデアを共有することもなく、自分ひとりでレッスンプランを作らなければならなかったエディーさん。

毎朝5時半に起床し、その日のレッスンプランを立て、授業が終わったあとも学校に残ることが多く、帰宅するのは毎日18時半だった。

昼休憩の間も、他の教師と関わりを持つことなく自分の仕事に没頭していたというエディーさん。休日に友達と出かけていても仕事が気になって早く帰宅したり、彼女が食事の用意をしてくれているそばでも仕事に明け暮れていたという。

実は、仕事をはじめて3週間目に、母親宅を訪れ、泣きながらエディーさんはこう言った。
「ママ、これ以上仕事を続けるのは無理だよ。」

母親の説得もあり、その後も仕事を続けたというが、説得もむなしくわずか1学期で離職する事態になってしまったのである。

同僚たちと共有しあえる空間を作る

日本でも、教師が直面する問題が多いのは事実である。特に勤務時間においては、学校に夜遅くまで残って仕事をしたり、休日でも出勤する先生が多いということをよく耳にする。

こういった問題に取り組むため、イギリスでも教師の待遇を見直そうという動きが出ているようだ。

ただ、今回のエディーさんのケースにおいては、それほどまでに過酷な勤務状況だったと思えない。ネット上でも「恥ずかしくないのか!?」と批判コメントが多く寄せられているが、みなさんはどう感じただろうか?

少なくとも、昼休憩の間まで仕事に没頭するのではなく、他の先生たちとコミュニケーションをとれば、多くのことを共有しあえたり、ストレスを発散することができたのではないだろうか。

参照元:YouTube

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sugi

海外生活に憧れ日本を飛び出した、考えるのは苦手な即実行型。自称人生経験豊富だがフリスクの開け方をつい最近知った実は箱入りアラフォー娘。

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