【衝撃】ある女性の手の中に、無数の金の糸が入っていることが確認されて話題に!

健康

2017年、11月9日に世界的な医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」がある発表をした。

2014年に、韓国の病院で58歳の女性が、手足のX線撮影を行い、ある事実がわかったからだ。


上がそのX線写真だ。関節がかなり変形しているのがわかる。そして、指の関節や手首の周りに無数の糸状のものが映っている。

何と!これは、金であることがわかった。

身体の中に金が!いったいどういうことなのか?

実は、これ、金糸を使った鍼治療の後だということがわかったのである。

関節リウマチと正式に診断されるまで30年かかった

彼女は、18歳頃から、関節の痛みなどの症状があらわれた。この時、医者には通わず、痛みを和らげるために、イブプロフェンを服用し、さらに金糸による鍼治療を受けたようだ。

金でできた糸を滅菌し、針で挿入するのだ。

関節炎に対しての鍼治療(金糸の使用を含む)は、東アジアだけでなく、世界的にも見られる治療だという。

しかし、彼女は関節炎ではなく、関節リウマチだった。おそらく、症状が出始めた頃は初期段階で、48歳にして正式に診断されたのだ。

関節リウマチは放置すると、関節の変形を招く。

彼女は、30年間、ちゃんとした関節リウマチの治療を受けていなかったことになり、長年、痛みと関節の変形に悩まされたのである。

金糸による鍼治療は症状悪化の原因ではない

ただし、「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」によると、金糸による鍼治療は、悪いものではないそうで、悪化の原因ではないという事だ。

彼女の場合は、適切な治療が行われなかったことが、症状が良くならなかった原因ということなのである。

現在、韓国の病院で、関節リウマチの適切な治療を受けることにより、彼女の症状は改善されている。金糸も、除去する必要はないという専門医の判断で、彼女の手足には、そのまま金が埋め込まれているのだ。

自分自身で判断することは難しいが、症状に合った治療法がいかに大事かと言う事例である。

参照元:TwitterNew England Journal of MedicineLive Science

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福井よしお

1977年生まれ。魚をキレイに食べます。趣味は育毛。ばかばかしいニュースから、為になるニュースまで、基本軽いタッチでお届け致します。

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