みなさんは、ドナドナという曲をご存知だろうか?
「原曲はホロコーストを歌っている曲だ」などという説もあるが、私たちにとって親しみ深いのは、子牛が売られていく様子を歌にしたものであろう。
筆者は小学校のときに音楽の授業でこの曲を習った。悲痛な歌詞に幼いながら相当な衝撃を受けたことを覚えている。
そして現在、そんなドナドナを思い出すような、とある切ない動画が話題になっている。
「我が子を連れて行かないで」
こちらが、その動画だ。
There are millions of reasons to be dairy-free. Here is one of them ?
This video showing a cow chasing after a trailer was sent to SAFE by a concerned member of the public. In the dairy industry cows are impregnated every year, with calves taken from their mothers so humans can have their milk. In NZ up to two million are sent to slaughter at 4 days old, as 'wastage'.
Choose kindness. Choose dairy-free.
SAFEさんの投稿 2017年11月14日(火)
車で運ばれていく子牛たちと、それを「連れて行かないで」と言わんばかりに必死に追いかける母の姿が映し出されている。
こちらの動画は、ニュージーランドの動物愛護団体SAFEによって投稿されたもの。
この投稿によると、ニュージーランドではおよそ200万頭の子牛が生後4日ほどで母牛から離され、消耗品として殺されているらしい。
それは、母牛の乳が、子牛のためではなく、人間のために搾乳される運命にあるからである。
「もし自分がこの牛なら・・」などと考えてしまうと、母牛の立場であっても、子牛の立場であっても、いたたまれない様な気持ちになってしまう。
我々にとって難しい問題
この動画を見て、胸が痛んだ方も多いことだろう。
この愛護団体は乳製品を消費することを反対しているが、いきなり私たちの生活を変えることは難しい。
しかし、この動画を機に人間にとっての当たり前の生活が、たくさんの命の犠牲の元で営まれていることを再認識すべきだと筆者は痛感する。
みなさんはどのような感情を抱いただろうか?
参照元:Facebook