青春18切符とは、JR線の普通列車と快速列車が乗り放題になる切符のことである。11,850円で5日分使えるので、1日あたり2,370円で乗り放題ができるお得な切符だ。
私、やぐらーは冬休みを利用して、友人2人と青春18切符で地元大阪から横浜まで、のんびり電車の旅をしてきた。
とても楽しかったのだが、やはり普通の旅行とは勝手が違う分、色々と注意しなければいけないことがでてくる。今回は青春18切符を使う上で注意すべきことをご紹介しよう。
荷物は最小限に
基本中の基本だが、やはりこれが一番重要なこと。乗り放題という自由さがある故に、聞いたこともない駅で「ちょっとここで降りてみよう」なんてことが発生する。
そのため、電車以外にも移動時間がかなり多い。そんな時に荷物が多いとすぐに体力が持っていかれてしまうのだ。
最初から宿にチェックインしている場合ならいいかもしれないが、行き当たりばったりになることも多い青春18切符での旅は、荷物の多さが命取り。
私はリュックと肩掛けカバンだけで済ませたが、正直これ以上はきついなと感じた。理想はリュック1つだろうか。
携帯の充電に気をつける
現代っ子な私にとって携帯は手放せないアイテム。それが使えなくなるのはかなりの痛手だ。
旅中は電車内で過ごす時間が多いのだが、常に友人と話せるわけではない。なので、結構携帯をいじることが多く、充電がグングン減る。
私は電車の乗換えなども携帯のアプリに頼っていたので、充電が無くなるなど言語道断。死活問題だ。
そのため、ポータブル充電器などは絶対に持っていくべき。そもそも携帯をいじるなよと言われたらそれまでなのだが、そこは大目に見て欲しい。ピチピチの現代っ子は携帯と生きているのである。
携帯の代わりに、本や音楽プレーヤーなどを持っていって使う時間を減らすなどもあり。とにかく充電には気をつける!
常に100%が理想
大勢では行かないこと
これは普通の旅行にも言えることかもしれないが、青春18切符での旅は特に。
事前にみっちりと予定を決めていくならいいかもしれないが、私みたいな「頭空っぽ行き当たりばったりの旅」の場合は最高でも3人くらいにするべきだろう。
旅先になると、人はテンションが上がっているのかなんなのか、いつもより積極的に意見を言う傾向にあるらしい。
そんな中、予定も決めずに、誰でも文句言える状態にしてしまうと空気が悪くなってしまう可能性が高い。
なので、予定を決めない場合は少人数で行くのが確実だろう。自由過ぎるゆえのデメリットも存在することを忘れずに。
もちろん、そんなことにならない自信があるのなら、大勢でもきっと楽しい旅になるはず。
ある程度は決めるべき
今回、私は行き先もなにも決めずに行って、楽しい旅になったが、これは珍しいパターンかもしれない。
やはり目的があるほうが色々と楽しめると思う。
私の場合は、何も決めてなかったとは言え、
名古屋近い→味噌カツ食べたい
浜松近い→餃子食べたい
湘南近い→茅ヶ崎行ってみたい
など、旅の途中で食べたいものや行きたい場所を見つけることができたので、良かったのかもしれない。
全て決めろとは言わないが、事前にある程度目的を決めて、それをこなしていくのが、一番の安全策と言える。
何も決めずに着の身着のままも悪くはないが、リスクは大きいだろう。
なんにせよ浜松餃子はうまかった・・・
他にも色々
行く場所によっては服装にもかなりの注意が必要なので、そこを考えるのも大切。
快速が1本もなく、普通列車でお尻が火を噴くまで座っていたり、宿を取れず遅くまで街をさまようなど、色々とハプニングが起きる青春18切符での旅だが、安さも含め、普通の旅行とは一味違った体験ができるだろう。
春・夏・冬の3回に分けて販売されるので、次の長期休みは是非、青春18切符を利用して日本を旅してみてほしい!
撮影:edamame.編集部