亡くなった祖母から1通の手紙が!
クリスマスも終わった12月29日、ドイツのクリスティーネさん宅に1通の手紙が届いた。
ルイスへ
手紙を送ってくれてありがとう。
もちろん私はルイスの守護天使となって、そばで見守っているわ。
ルイスのことを愛しているわよ。
この手紙を受け取ったルイス君の母クリスティーネさんは衝撃を隠せなかった。
なぜならルイス君の祖母ベアベルさんは、11月に他界していたからだ。
見知らぬ誰かがおばあちゃんとなってくれた!
実はベアベルさんの葬儀の際、葬儀会社の計らいで天国に旅立ったおばあちゃんへ手紙を送ろうと、ルイスくんはメッセージ付きの風船を空へ飛ばしたのである。
おばあちゃんへ
おばあちゃんがいなくなってさみしいよ。
守護天使になって僕のこと見守っていてね。
大好きだよ、おばあちゃん!
その際に、もしかしたら返事をくれるかもと幼心に思ったのだろう。ルイスくんは自宅の住所も記載していたのだ。
そう、きっと風船を見つけた誰かが、ルイス君のおばあちゃんとなって手紙を書いてくれたのだろう。
天国へ旅立ったはずのおばあちゃんから返信が届いたルイス君は、不思議に思いながらも嬉しさを隠せなかったという。
大好きな人の死を受け止めるのにはまだ幼いルイスくんだが、おばあちゃんがいつもそばで見守っていてくれること、そして愛してくれていることは十分に理解できたに違いない。
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