幽霊との結婚も受理されました
世界では今、全ての人が好きな人を愛せる世の中の実現が目指されているが、時折トンデモナイ人やモノとの結婚を希望する人が現れている。
例えば、ゲームのヒロインやペット、自分自身や石などなど・・・想像を超える婚約例が少しずつ表れている。
今回ご紹介する謎ロマンスは・・・なんと300年前に没した幽霊とのものである。
アマンダ・ティーグ、45歳。北アイルランド・ダウンパトリック出身だ。
彼女はディズニー映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」を非常に愛しており、主人公「ジャック・スパロー」に扮するほどの熱狂的なファンだった。
そんなアマンダがこの度、300年前に没したハイチの海賊と結婚。更に、新郎の名前はジャックと呼んでおり、多くの人を呼び集め盛大な式を執り行ったそうだ。
新郎新婦と家族を乗せた船は、公海にあたる国際水域まで進路を伸ばした。ここまで来ればどの国でもないため合法で結婚できる、という理屈の元で考えついたそうだ。
18世紀にハイチで大暴れしていた海賊のジャック・・・完全にカリブの海賊の設定である。
結婚は双方の合意のもと行うため船には霊能力者が呼ばれ、ジャック(※新郎)からは「イエス」という答えが返ってきたのだそうだ。
「彼は私のソウルメイトなの。とても幸せよ。遂に私にとって完璧な関係になれたわ」・・・英メディア、デイリースターの取材に対し、彼女はこう語った。
晴れて夫婦となったジャックとアマンダだが、彼女にはジャックの姿は見ることができない。だが、漆黒の髪の毛をしたジョニーデップに似た男性であると信じ込んでいるらしい。
パイレーツ・オブ・カリビアンへの激しい熱意
▲アマンダさんのコスプレです
彼女がパイレーツ・オブ・カリビアンへそそぐ愛は並大抵のものではない。
2015年には、自らの名前をアマンダ・スパローと改めるため、約81万円(6000ユーロ)も大金を使い、役所に受理されたこともある。
更に、13歳の娘からは「ジャックスパローに似てる~!」と言われたことがきっかけで、コスプレにも心血を注ぐようになったのだ。上の画像を見て頂ければわかるように、ものすごい完成である。地元のお祭りにはよく出没し、大人気となっているそう。
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二次元のキャラと結婚する感覚にとっても近い感覚がしているのは、筆者だけではないだろう。
だがこの一途な想いを貫いた結果が結婚であり、映画への愛の終着点なのかもしれない。末永くお幸せになってもらいたいものである。
参照元:Daily Mail、Facebook 1、2