動画を投稿し、広告収入で稼げるYouTuberは、今とにかく人気だ。
視聴者を増やすために、行き過ぎた行為をする者もいることから、良いイメージを持たない人も少なからずいるかもしれない。
ネット上で発信することで、多くの人に影響を与えるインフルエンサーとしての役割も担っている彼らだが、今回の出来事をあなたはどう感じるだろうか。
「無料で泊めて」YouTuberのメールをホテル側が公開!
YouTuberやインスタグラマーとしても活躍するエル・ダービーさん(22歳)。
彼女は、来月アイルランドを彼氏と訪れる際に、あるホテルに宿泊しようとしていた。
しかも無料で・・・。
その際に、彼女がホテル側に送ったメールがこちらだ!
Dear Social Influencer (I know your name but apparently it’s not important to use names),
Thank you for your email…
私はチャンネル登録者数87,000人を誇るYouTuberです。76,000人のインスタグラムフォロワーもいます。2月8日から12日まで、そちらの地域を彼氏と訪れる予定です。無料で宿泊させてもらえるなら、SNSでたくさんの情報を発信して、多くの予約客を呼び寄せます。昨年はフロリダでも実績を残しましたよ。
かなり上から目線のメールだ、、
そう、実はエルさんから送られてきたメールを、ホテル側がFacebookで公開したのである!
ホテル側の回答が理にかなっている!
そして、エルさんのメールに対し、ホテル側はこう返答している。
インフルエンサーさんへ
あなたを無料で宿泊させてしまったら、対応した受付スタッフ、シーツを洗濯したスタッフ、ベッドを直したスタッフ、部屋を掃除したスタッフ、朝食を担当したスタッフに誰が給料を支払うのでしょう。
幸運なことに我々のFacebookページには18万人以上、インスタグラムには3万人以上のフォロワーがいます。他のみんながお金を払って宿泊するように、あなたもそうした方が良いでしょう。自分を過信し過ぎるのは良くありません。
追伸:答えはNoです。
これに対し、エルさんは自身のSNSで「侮辱的だわ!」と反論をしたわけだが、ホテル側の見解はこうだ。
あなたの依頼に愕然としてメールを公開しましたが、個人が特定できないようにしています。今回の出来事をあなた自身が暴露したことで、こうやって世間の目に触れることになってしまったのではないでしょうか。
これはホテル側のほうが、一枚も二枚も上手だったとしかいいようがない。
近年、宣伝をしてもらうためにインフルエンサーに頼る企業も多いなか、今回のホテル側の時代に流されない対応には、賞賛の声が上がっている。
一方で、ホテル側には、エルさんのファンから誹謗中傷のメッセージが届いているといい、様々な意味でモラルが問われる問題に発展しそうだ。