落し物を追跡できるタグ「MAMORIO」がすごい!
こんにちは!
edamame.の福井とやぐらーです。
今日は、「この世から忘れ物が無くなってしまうかもしれない!」と思わせる凄いアイテムを紹介するぞ!
私は、海外でスマホをタクシーに忘れ、空港でパニックになった経験がある。何とか戻ってきたが、歓喜のあまりタクシー運転手にチップを渡しすぎてしまったのだ!
こんなことは、二度と経験したくないので、忘れ物をなくせる秘密道具があるのなら、喉から手が出るほど欲しいと思っていたところだ!!
そして、そのアイテムの名は、、、
MAMORIO(マモリオ)だ!10円玉よりちょっと大きいだけのスタイリッシュな黒いタグ。
これを、MAMORIO専用の無料アプリをダウンロードし、スマホとタグと連動させよう。
そして、財布などにMAMORIOのタグを付ける。
小銭入れ部分にも難なく入る。
この状態で、スマホと財布の距離が離れると、
「忘れ物してますよ!」
という通知がスマホに届くというシステムだ!タグはBluetoothでスマホアプリと繋がっているぞ!
しかも、財布を落とした場所もわかる上、もし盗難に遭ったとしたら、今財布がある場所を手元のスマホで追えるのだ。
ちなみに、どうやって財布の行先を追えるかというと、他のMAMORIOのアプリを使用しているユーザーが財布の近くを通った時、その場所が通知される仕組みだ。
タグ自体がネットに繋がっているわけではないので、他のユーザーが少ないと、位置情報がなかなか通知されない。
では、実際に紛失物が他のユーザーに発見され、どんな風に通知が自分のスマホに届くのか、やってみたいと思う。
では、実際に検証してみよう!
今回は私とやぐらーの2人で、検証を行う。
MAMORIOのタグが付いた鍵を持ってやぐらーに電車移動してもらい、私から離れた時にどんな感じで通知が届くかやってみよう。
キーケースにも違和感なく装着。
ちなみにやぐらーのスマホにも、MAMORIOのアプリをダウンロードしてもらっている。
「捜査協力モード」という機能があって、MAMORIOのタグを所有してない人でも、他人のタグを検知することができるアプリだぞ。
乗り込むのは大阪市内をぐるっと回っているJRの大阪環状線だ。
外回りで大阪駅から出発して、1周する。各駅の位置情報は届くだろうか?
では、やぐらーに環状線に乗り込んでもらう。
いってらっしゃい!私は、大阪駅のホームでスマホの画面を見ながら待機だ。
数十秒後、スマホに通知が来た!「鍵は手元にありますか?」という質問だ。
おお~!ちゃんと来たな~!
通知が来たら、
「みんなで探す」機能をオン!にして、他のユーザーに探してもらおう!今回はやぐらーに見つけてもらうというわけだ。
MAMORIOユーザーよ!鍵の近くを通りたまえ!今回はやぐらーがいるが、マジで落とした時は、一応念じておこう!
「みんなで探す」をオンにしてから、まあまあ早く通知が来た!
お!隣の天満駅にあるぞ!やぐらーのスマホが鍵を検知したのだ!時間的にもほぼリアルタイムではないだろうか。
その後も順調に環状線全部の駅からの位置情報が届いた!
この検証から、紛失物を検知さえすれば、ほぼリアルタイムで位置情報が送られてくることが分かったぞ!
実際、落とし物をした時には、今回の検証のように頻繁に通知を受け取る必要はない気がする。1回でも通知があれば、落とした場所が分かるので、見当がつくはずだ。
この検証でわかった位置情報の精度があれば十分なのである!
ちなみに、家の中でどこにいったかわからなくなった場合、家のどこにあるかは探せないが、「あなたの手元にあります」という表示が出ていれば、家の中にはあるということなので、ひとまず安心できるのだ。
やぐらーが環状線をぐるっと回って帰ってきた。何やら満足気だ。ちなみに1周の運賃330円はちゃんと払った。
電車の中で写真を撮って欲しいと言ったら、この写真を撮ってきた。
高速道路がビルを貫通してる場所。
MAMORIOがついたキーケースとかを電車内で撮って欲しかったが、ある意味名所だから良しとしよう。
MAMORIOは着々と全国へ広がっている!
MAMORIOは、2017年、Amazon Launchpad部門で売り上げ1位であった!利用者が確実に増加している証拠だ。
また、昨年12月には、「MAMORIO S」という、小さくなって性能はあがった上級モデルも発売している。検証でも、こちらを使わせていただいた。
スタイリッシュな箱に入っているぞ。価格は3,980円(税抜)だ。
また、利用者の増加を待つだけではなく、MAMORIOを販売するMAMORIO株式会社自らも動いている。
それは「MAMORIO SPOT(マモリオ・スポット)」というアンテナの設置だ。このアンテナが設置されている場所に紛失物が届くと、スマホに通知が来るという仕組みだ。
MAMORIO SPOTは、実際にはそれ専用の場所や近未来的な建物があるわけではなく、サービスの名前だ。MAMORIO SPOTとして登録されている施設の「落とし物センター」や「お客様センター」に紛失物が届くと、スマホに通知が来るというサービスだ。
鉄道会社を中心に提携し、40箇所以上に設置されている。まだ首都圏が多いが、2018年初頭には、関西初の「MAMORIO SPOT」が南海電鉄の協力のもと、なんばパークスとなんばCITYにも設置され、順次拡大中だ!
なんばパークス
なんばCITY
今まで、持ち主が分からずにいた忘れ物が持ち主の元へ返るだけでなく、ショッピング・モールや駅といった施設側の負担も軽減されるのだ。
また、日本郵便と提携し、配達員の車両などにMAMORIOのアンテナをつけ、街中を走ってもらう取り組みが行われている。
郵便局の配達網は、全国の隅々まである。これが実現し拡大すると、MAMORIOがかかげる「なくすを、なくす」という世界へと近づいていくというわけだ!
忘れ物や、落し物をした時のショックは大きいものだし、あとの手続きや作業は大きな負担だ。また持ち主のわからない物は処分されてしまうこともあるので、戻ってくればエコにもつながる。
1度でも大切なものを落としたり忘れたことのある人にとっては、とても役立つ商品ではないだろうか。
提供:MAMORIO株式会社
撮影:edamame.編集部
参照元:Amazon Launchpad