電子マネーが神社にまで進出!
近年、様々なシーンでの電子マネー払い化が進んでいる。交通費やコンビニ代はもちろん、公共料金や税金まで電子マネーで支払うことができる。さらにポイントも貯まる。財布を持たなくても生活できる社会が実現されそうだ。
そんな電子マネー事情だが、なんとお賽銭にも対応するようになったらしい。早速、お賽銭の電子マネー払いについて調べてみた。
電子マネーでお賽銭を投じることができる愛宕神社
東京の中心部にある愛宕神社では、2014年から楽天Edyでお賽銭を投じるシステムを導入しており、今年は1月4日限定で設置された。
電子マネーでお賽銭
本日(4日)限定(愛宕神社) pic.twitter.com/YgCjxPjBH6— holly (@heyxt137) 2017年1月3日
金額を1円単位で指定でき、硬貨を投げ入れたときの音も再現されているようで、結果としては通常の参拝と大差ない様子。
賽銭泥棒への対抗策
なぜこのような制度が出現したかというと、罰当たりにも、お賽銭泥棒が頻繁に出現しているからだ。
賽銭を取りに来た神様?#賽銭泥棒 pic.twitter.com/Y8BAU3qVl9
— サンヨウ (@yojiro_suzuki) 2017年1月8日
今年も年明け早々、賽銭泥棒が捕まったというニュースがお茶の間をにぎわせた。お寺や神社では賽銭箱が常に人目にさらされているため、窃盗犯の格好の的となり、何件被害にあっているか認知もできないというのが実態だ。だからといって、賽銭箱を事務所内などで保管するということもできないので、これまで対策のしようがなかった。
そんな時に対抗策として現れたのが、お賽銭の電子マネー払いだ。これでは盗みようがないため、神社側としてはしてやったり、という思いだろう。
普及するかは参拝者次第
だが、電子マネー払いをする参拝者はまだまだ少数派だ。実体のある硬貨を投げ込む行為自体に、ありがたさを感じている人が多いからだろう。
Twitterでは、
お賽銭も電子マネーにしたら賽銭泥棒なくなるかなって思ったけど、有り難みというか御利益も無くなりそう
— マサノレ (@domomasarudesu) 2017年1月8日
電子マネーでの賽銭は無しでしょ。賽銭泥棒を防ぐためとは言っても、そういう奴には罰が当たるという心を持って欲しいし、何より電子マネーで賽銭をすると、ポイントが貯まるというのはすごくふざけてると思う。少量とは言え、これも罰当たりで冒涜じゃないかと思う。ポイントゼロにしないと意味が無い
— SPN29@ミスター (@itaitakenkencho) 2017年1月8日
と厳しい意見から、
電子マネー賽銭箱。
ふむ、賽銭泥棒対策には確かに良いかもな。
風情等々はともかく、時代は進化しているねえ。— みすっちょ (@bigiland1000) 2016年12月30日
なるほど~時代の流れですね
電子マネーでの御賽銭
色んな理由も有るようです。
1番大切なのは 感謝の気持ちでさせて頂くことでは無いでしょうか(o^^o)✨— ぴーちゃん【ikuko.y】 (@pi_chan24) 2017年1月4日
と理解を示す意見まで、賛否両論であった。
これから、実体のない電子マネーでの支払いでも、参拝自体にありがたさを感じる人が増えれば、このシステムも普及するかもしれない。