「赤ちゃんまで死なせない!」思い切った行動に多くの称賛が!
目の前でもしサルが死んでしまっていて、その上身ごもっていたとすれば・・・あなたはどんな行動をとるだろうか。
亡くなってしまったばかりで、お腹の中の赤ちゃんはまだ息がある。だが普通の人々なら、「もう赤ちゃんは助けられない」として両手を合わせてしまうに違いない。
しかし、今回取り上げるタイの女性はそれでも諦めなかった。
亡くなってしまった母ザルのもとにカミソリを持って行き、帝王切開を行ったのである!!
そしてその思い切った行動の結果、見事サルの赤ちゃんが息を吹き返したのである・・・!
その救出の瞬間をカメラが捉えている。
(※モザイク処理済みだが、お腹を切り開いているシーンが映っているので閲覧注意。)
Back to life: Baby monkey rescued via C-section from dead mother at road side. (AP)
Astonishing moment unborn monkey's life is saved when its mother is run over and killed… and a woman performs a caesarean to deliver its child
This is the amazing moment a baby monkey is born via a caesarean section, minutes after its mother was killed in a car accident.
The pregnant monkey had been hit by a vehicle outside a temple in Nakhon Sawan, Thailand, and a witness rushed over and performed the surgery with a scalpel.
Padtama Kedkuerviriyanon, 36, successfully helped the monkey into the world, despite having no medical training.
Video shows Ms Kedkuerviriyanon carefully cutting the stomach of the dead adult monkey, and removing the baby from the womb.
At first, the newborn appears to have died along with its mother, but after a few tense moments of Ms Kedkuerviriyanon performing heart massage, the newborn starts to breathe.
The pregnant mother monkey was part of a troop of monkeys living at the temple who would be fed by visiting tourists.
Ms Kedkuerviriyanon makes a living selling monkey food to the tourists at the temple, and she witnessed the accident that killed the mother.
She told Thai media that she has no veterinarian or medical training, and carried out the procedure from memory by thinking back to her own experience giving birth through a cesarean section several years ago.
'At that moment, I thought to myself the baby monkey would be dying inside its dead mother if I didn't do anything to help save it,' she told Bangkok Post.
Ms Kedkuerviriyanon told the newspaper that the little monkey is thriving in her care. She feeds it regularly via a syringe, and at night the baby monkey sleeps with her in her bed.
She added that she plans on raising it until it is strong enough to be released into the troop.
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Media Foxさんの投稿 2018年3月6日(火)
この勇気ある行動をとったのは、タイ北部ナコーンサワン県に住むパッドタマ・ケドクエビリヤノンさん(36)。
3月2日、彼女は観光客が運転する車にサルが轢かれてしまう瞬間を目撃した。
衝撃的な光景を目の前にし、獣医学の知識が一切ないパッドタマさんであったが、サルのお腹に赤ちゃんがいることがわかると見捨てることができなくなったという。
そこで持ってきたのは、なんと顔用のカミソリ。
中を傷つけないよう注意深くお腹を切り開いていくと、お腹からは女の子の赤ちゃんが意識を失っている状態で現れたのである。
この時点で本来なら死んでいると判断してしまうものだが、パッドタマさんは長時間にわたり人工呼吸や心臓マッサージを続ける。
・・・・・すると、赤ちゃんが少しずつ動きだし、意識を取り戻し目を開いたのだ!そのまま優しく体を叩いていくと、ゆっくり元気を取り戻しているようで手足を動かしている。
赤ちゃんを無事助けることができ、動画内でパッドタマさんは笑顔を漏らしている。
この素晴らしい行動が大きく拡散すると、タイ国内外から大きな称賛が寄せられた。
現在の赤ちゃんの姿
タイのテレビ番組では、その後の赤ちゃんの元気な姿が映っている。
パッドタマさんは露店の店番をしながらも赤ちゃんにつきっきりで世話をしているようだ。しっかりと栄養をあたえ、優しい表情で抱きかかえる姿に心が温かくなる。
だがやはりお母さんのおっぱいが恋しいのか、服に吸い付いている姿を見るとどこか切なくなってしまう。そんな心の隙間を埋めてあげるため、赤ちゃんをカゴにいれてどこにでも連れて行き、いつもそばにいてあげているのだそう。
パッドタマさんはニュースメディア・バンコクタイムズの取材に対し、「私はこの子が1人で生きていけるようになるまでしっかり育てていきます。大きくなるまで速いので、一年かそこらで親離れするでしょうね。」と語っている。
サルの赤ちゃんはこれからたくさんの愛情を注がれて大きくなるだろう。パッドタマさんと赤ちゃんに更なる幸福がもたらされることを願うばかりである!