スギ花粉よりもヒノキ花粉の方がヤバかった!
毎年スギ花粉の時期になると、街中の風景にどこか違和感を感じるという方もいるのではないだろうか。そう、それは忌々しいほど憎いあの花粉症野郎のせいで、マスク&眼鏡を着用している人が一気に増えるからだ。花粉症と縁がない人からすると、不審者の巣窟と思われても何の不思議もない光景である。
今年は、気温のアップダウンが激しく、花粉症持ちにとっては脅威そのもの。
なぜなら、突然の気温上昇が花粉に大きく影響するからだ。
スギ花粉も終結し、ホッとしたいところだったが、「ちょっと待て!」とばかりに、今までクローズアップされなかったヒノキ花粉が、今年はスター気取りで猛威をふるっているのである。
3月末の発表によると、ヒノキ花粉の飛散量は昨年のなんと428倍!
これはある日に特定した数字だが、それでも4月8日の花粉が例年の10倍以上(都内)と、記録的な最多飛散量を計測。
そこで、花粉にもの申す!とばかりの、笑いを通り越して、悲痛レベルのツイートを集めてみた!
国家レベルの問題!
誰でもいいからスギとかヒノキとか刈って刈って刈りまくる公共事業やれよ。人災だろ花粉症は。
— tadataru (@tadataru) 2018年4月8日
そう、だから農林水産省は数年前から無花粉の木を植え替え中とか。しかし、花粉が撲滅することはおそらくないだろう。
このヒノキ花粉、実はスギ花粉よりもヤバかった。スギ花粉は鼻で止まることがほとんどだが、ヒノキ花粉は粒子が細かいためさらに奥の気管まで届いてしまうのである。
そのため、喉がムズムズと痒くなったり、咳が出たり、酷い人になると喘息に似た症状を起こすこともあるとか。
2020年には、日本の花粉症患者が花粉でほぼ絶滅して、わずかに残ったアレルギー反応がない人たちも、毎年春になると鼻水垂らして「俺にも遂に来たか…」とバタバタ倒れて最終的に杉と檜に日本が乗っ取られるかと思うくらい花粉症がつらい。#花粉症 #花粉症つらい #2020
— ?しばえび? (@sparkringhot) 2018年4月6日
耳鼻科では、昨年以上に「鼻水が止まらない」、「咳が止まらない」と症状を訴える患者が増え「今までにない状態」と医師もビックリ!
ネット販売の花粉症薬も品切れ状態というありさまである。
自分、暴言いいすか
花粉タヒね
— 何でも言うことを聞いてくれるシラピークン (@sirap_461) 2018年4月6日
それでも、花粉は死なないし、流行語大賞にもノミネートされない!
花粉症による経済損失5000億円。これ日本におけるGoogleの営業利益(確か)すら超えるレベルだぞ。
— 山本一成☔Ponanza (@issei_y) 2018年4月7日
医療費問題しかり、経済問題しかり…。花粉問題が解消すれば国家赤字も解消できるのかもしれない?
今年の花粉症はつらい。本当につらい。スギ花粉の次に飛ぶヒノキ花粉が記録的飛散量。針葉樹の植樹に偏った戦後の森林政策のひずみがわたしたちの目や鼻を直撃している。時間はかかるが、森林環境の改善は絶対に必要だ。#森林 #林業 #花粉症 #花粉
— 石原伸晃 (@IshiharaNobu) 2018年4月8日
「絶対に必要だ」というならば、即刻なんとかできないのか!国民からの切実な願いを叶えてほしい!
花粉症の辛さを知らない人は、「なんでそこまで騒ぐ!」、「この時期だけでしょ?」と軽く思っているかもしれないが、花粉症持ちにとっては、殺意を感じるほどの大問題!
国家や地球レベルの問題にまで達し、もはや国民病と言っても過言でないだろう!!
スギ、ヒノキが終わっても、イネ、ブタクサ、ヨモギなど、次々と花粉が襲われ日常生活が危ぶまれるほどの死活問題。
恐るべし花粉!この状態では、新年度早々、仕事も勉強もやる気がなくなって、花粉による引きこもりが年々増加しそうな気配を感じてしまう。
花粉問題に対して国が取り組み、どうか、どうか平和に生活させてほしいものである。