ついに、NASAの最新技術で「月の裏側」が4Kで確認できるように!?
つい先日、NASAが、ある「月」の映像を全世界に発信した。
そこでは、なんと、4Kで月の裏側も確認できるのだ!
それが、こちらだ!
う、うつくしい・・・
全貌こそ、確認できないが、月の裏側に回った時に、我々が普段見ている表面よりも意外にもクレーターが多いことがわかった!
やはり、ごつごつと肌荒れしている部分を見せたくないのは、月も人間も同じようだ。
こちらの映像。
どのように作られたかというと、2009年にNASAが打ち上げた月周回用の無人衛星「ルナー・リコネサンス・オービター」が長年かけて、膨大な数ほど撮影した月の写真をデータベース化し、それらをもとに映像化したのだという。
今はまだ、月の4K映像に留まっているが、我々が気軽に行けない距離にある存在を、こんなにも美しい映像で観る事ができるのは、とてつもないことだ。
誰も見た事がなかった「月の裏側」
まだ火や電気などがなかった遥か昔。
暗闇だった夜に唯一安寧をもたらしてくれた存在である「月」
科学が発達した今でこそ、月が持つ光のありがたみを感じにくくなってしまったが、当時にとっては、尊い存在だった事は想像に難くないだろう。
我々にとって、月の存在意義というのは時代によって移り変わってきたが、変わらない事がただ1つある。
それは、誰も地球から「月の裏側」を見た事がないということだ。
なぜなら、下の図のように月の「自転」と「地球の周りを回る公転」の周期が一致している為である。
つまり、月は常にこっちを向いて「こんにちは♪」状態なのである。
普通に生きていたら、見る事ができなかったであろう月の新たな表情が、科学の発達によって、見られるようになったのは人類にとって大きな一歩だ。
もしかすると近い将来、物理的に行くことができない土星や木星など、他の太陽系の惑星たちも4K映像で観られる日がくるのかもしれないと思うと、わくわくが止まらない。
参照元:YouTube