ミイラといったら特別な場所でしか見られないイメージがあるが、ある特定の環境下におくと、遺体は腐ることなく生前の時と同じような姿で発見されることがある。
edamame.が過去に紹介した、木に含まれるタンニンの影響でミイラ化した犬もその一つだ。
しかし、今回紹介するミイラはかなり身近な場所で見つかった。なんと、デパートの天井である!
丸ごとでてきたミイラに驚愕
発見されたのは、アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスにある「ニコレットモール」という大型デパート。
1902年に建設されてから築116年を迎えたこの建物は、アメリカのデパートチェーン「デイトンズ」の本店でもあった。現在、再出発に向け、大規模な改装工事が行われている。
その矢先、何の因果か建物の天井部分からミイラ化したサルが発見されたというのだ!!
こちらがそのサルのミイラである。閲覧注意!!
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An Old Minneapolis Exclusive: The Mystery of the Mummified Minneapolis Monkey
By now most of us know that the Dayton's…
ひ・・・ヒエッ・・・・!
生きていた時の姿が容易に想像できる遺体である。これを見つけた作業員はさぞかし恐ろしい思いをしたに違いない。
4月6日、この写真が「オールド・ミネアポリス」というコミュニティのフェイスブックページに掲載されると、瞬く間に拡散された。
投稿者によると、未だにサルの死因や出所は明らかになっておらず謎に包まれているそう。
だが、フェイスブックページのファンたちは「外国から持ち込まれたサルが死んだ可能性がある」と推測しているという。
サルの体に見られる謎の切り傷
その推測の根拠として、サルの体に残された大きな切り傷が示されている。
同デパートに50年にわたって勤務している男性のコメントによると、1963年、7階か8階にあったペットショップで「エキゾチックペットセール」が開催されたことがわかっている。これは、海外からきた動物を販売する催し物だった。
その際、2種類の外国のサルが店頭に並んだというが、ある日「サルが逃げ出した!」という話を耳にしたことがあったという。
こうしたコメントから、逃げ出したサルが換気扇の刃に切り裂かれて死んでしまったのではないかとの説が濃厚になってきている。
・・・・とてもオカルティックでミステリアスな事件だったが、その背景はとても悲しいものだったことが伺える。
人間の身勝手で連れてこられて、その先で死んでしまうなんて・・・。何ともかわいそうなお猿さんであった。
参照元:Facebook、Fox 9、Google Map