ときに、子供は大人が想像もしないような行動にでる。
今回お伝えする事件も、われわれの想像するレベルを、はるかに超えてしまっているぞ!
12歳少年が家出先に選んだのはバリ島!
事の発端は3月。オーストラリア在住の12歳の少年が、親との口論の末、家出をしたのだが、発見されたのはインドネシアのバリ島だったというのだ!
親戚の家だとか、日本国内だとか、そんなレベルではない。親子喧嘩をしたからといって、自分の息子が国外へ脱出するなんて想像する親はきっといないはずだ。
とはいえ、一体どうやって、12歳の少年がバリ島へたどり着くことができたのだろうか。その経緯を追ってみよう。
ジェットスター航空なら12歳以上は1人で搭乗可
12歳のドリュー(仮名)は、「ちょっと冒険がしてみたかったんだ」と、豪ニュース番組「A Current Affair」で話している。
Twelve-year-old Drew isn’t the first kid to run away from his parents after a fight, but he could very well be the first who’s made it all the way to Bali. He hopped on a Jetstar flight to the holiday island after breezing through customs in Australia and Indonesia.
#9ACA | FULL STORY: https://www.9now.com.au/a-current-affair/2018/extras/latest/180423/runaway-rascal/?ocid=Social-ACA
A Current Affairさんの投稿 2018年4月23日(月)
まず、ドリューは親のクレジットカードを盗み、バリ島行きの航空券とホテル4泊分の手配した。これまでにも、家族旅行でバリ島には何度か訪れたことがあるというので、彼にとって馴染み深い国だったのだろう。
そして、12歳以上なら保護者なしでも搭乗できるという、格安航空ジェットスターを利用することにしたという。
▲たしかに12歳以上は1人で搭乗できると記載されている
機内へ預ける荷物もなく、自動チェックイン機で手続きを済ませることができた彼は、空港で何も問われることなく、パスポートと学生証を提示しただけで、すんなりと飛行機に乗ることができたというのである。
シドニーからパース経由でインドネシアのバリ島へ到着したドリュー。入国審査で保護者はどこにいるのか尋ねられるも、すでに審査を終えゲートの外に出てしまったと告げると、ここも難なくクリアし、12歳少年は目的地であったバリ島の地を踏んだのである。
その後、滞在先である高級ホテル「オールシーズンズ」にチェックインをしたわけだが、その際も、姉があとで合流すると告げただけで何も疑われることもなかったのだとか。
効率化の裏で、新たな問題が浮き彫りに!
▲12歳のドリュー(左)とインタビュアー(右)
結局、ドリューが現地から写真や動画を投稿したことで、家出先がわかったのだが、そのあたりはやはり12歳だったということだろう。
両親は、ジェットスター航空の規定の緩さやセキュリティー問題について言及しているが、視聴者からは親としてのしつけや、クレジットカードの管理の甘さが招いたものだと反感を買っているようだ。
今回の渡航費用やホテル滞在費など、ドリューの家出に使われた費用は約66万円。ちょっと冒険がしてみたかった、なんていう一言ではすまされない金額だ。
ネット決済や、システムの自動化など、効率化をはかるためのものが、今回の事件では落とし穴となり、新たな問題が浮き彫りになったのかもしれない。