車がハチの巣になっても笑顔
温かくなってくるこれからの季節。もし、あなたの車に虫が湧いたりしたら・・・、誰が考えても鳥肌モノである。
edamame.でも以前に、運転中にゴキブリが現れ事故ってしまった女性をお届けした。清潔な生活に慣れきってしまった我々日本人にとっては、例え一匹だろうと悪夢以外の何物でもない。
しかしッ!今回紹介するアメリカオヤジはレベルが違う!なんと、3000匹のハチがウジャウジャ飛び交う車の中に居ながら、64キロもの道のりを走ってきたのだという!!
命知らずすぎるオヤジの姿を早速ご覧いただこう!虫が苦手な人は、閲覧注意だぜ!
密閉された車内。ざわついている中、車外から覗き込むと・・・・小さく丸っこい虫がブンブン飛び交っているではないか。
危険極まりない光景だが、運転席に座る白髪のオヤジさんは超ご機嫌。ぶっちゃけ笑ってる場合じゃない。
コチラの男性は、アメリカ・ノースカロライナ州で養蜂業を営む、ウォレス・レザーウッドさん。
レザーウッドさんは5月1日、自宅から遠く離れたウィーヴァーヴィルという街に、新しいミツバチを仕入れに行っていたそう。その数、なんと18,000匹。
途中までは荷台に積んでいたそうだが、ダイナーへ昼食をとりに行く前、日陰に移してあげようとミツバチ入りの箱3つを車内に運び込んだのだという。
しかしレザーウッドさんが帰ってきたところ・・・・箱が壊れ、車内に3000匹のミツバチが放たれてしまっていたのだ!!
普通なら自身の安全確保のため、外に逃がしてから乗るもんだが・・・レザーウッドさんはせっかく仕入れたミツバチを逃がしたくなかったがために、そのまま車に乗って自宅に帰ろうとしたのである!!
こちらがレザーウッドさんが撮影した車内の様子。
その光景を見た息子さんは、「新手のイタズラか・・・?」と思ったそうだが、事実であると分かり衝撃を受けてSNSに投稿。あっという間にカオスな光景と共に拡散してしまったのである。
レザーウッドさんは地元のテレビ局の取材に対し、当時の状況についてこのように語っている。
他に箱を置いておけるような日陰の場所なんてなかったんだよ。
帰ってきたら、そこらじゅうがハチで埋め尽くされてしまっていて・・・どうしようもなかったんだよ。
だけど、ひと箱17800円(165ドル)もするもんだから、ハチを逃がしたくなかったんだ!
更に、男性は自宅にかけておよそ64キロもそのまま走り続けたという。命知らずにもほどがある!!
なお、ハチとは仲良くドライブ出来たようで、レザーウッドさんは一度も刺されることなく帰ることができたというが、座席にはたくさん針が刺さっていたそうで、現在はその除去作業に追われているとのこと。
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ミツバチは人を刺さないとはいえ、こんなに危険なドライブをするオヤジは世界中どこを探してもいない。日ごろからハチに慣れている養蜂家以外、こんなにのんきに自撮りなんかできないだろう・・・。