心優しいファミリーが家ネコと勘違い
アナタは寒空の下、捨てられたネコちゃんがボロボロになって座っていたらどうするだろうか。誰もが思わず胸を痛め、手を差し伸べたくなるに違いない。
そんな子ネコを米テキサス州に住む家族が発見し、助けてあげたというが・・・なんと突然暴れだし、3人に怪我を負わせたのである!!
あんまりにも人に慣れてなかったので調べてみると、その可愛いネコちゃんの正体が・・・ヤマネコの一種、ボブキャットであることがわかったのだ。
5月7日、テキサス州サンアントニオに住む家族がネコを保護したところ、その正体がボブキャットだったことが発覚し、地方テレビ局が半笑いで伝えている。
自然あふれるサラード川近辺を散策していた一家は、道路の近くでひとりぼっちになっているネコを保護。
弱っていたため家に連れて帰り、ミルクをあげるなどしていたというが・・・いきなり暴れだし、強い力で噛みついてきたというのだ。
凶暴になるネコに蹂躙されつつも落ち着かせようとするが、更に2人が噛まれてしまったことから、一家は「このネコ、普通じゃない・・・」と思いネットで種類を調べてみたそうだ。
結果、ボブキャットであることが発覚したのだ。
「最初見たとき、なんて立派なネコなんだろう!と思いました。体は大きいし、尻尾は短かかったから、調べたらすぐわかりました。
うちではネコを飼ったことがなく、普通のネコも見慣れてなかったので、勘違いしてしまったようですね。保護した後、誰かを呼ぶべきだったかもしれません。」
保護した一家の奥さんは、地元メディアにこう語っている。
その後、ボブキャットは近隣の野生動物保護施設に引取られることに。獣医によると、健康上に問題があったせいで攻撃的になっていたことがわかり、現在治療を続けているとの事である。
ボブキャットは回復した後、自然にかえされるとのこと。怪我させられたというのに、きちんと最後まで見届けた今回のご家族はとても心優しい。
命の危機に瀕していたボブキャットが救われて何よりだ。