狂気のメッセージ量
身も心も焦がすほどの愛に包まれてェ!!・・・というセリフは、ラブソングの中だけにしといたほうがいいかもしれない。
実際にそんな人が現れたら、取り返しがつかなくなる程の恐怖体験になるからだ・・・・。
今回の事件で逮捕されたのは、アメリカ・アリゾナ州在住のジャクリーン・アデス容疑者(31)。
彼女は高所得者向けデートサイトでとある男性と知り合い、初めてのデートのあと、なんと6万5千回ものメッセージを男性に送り続けていたとして、ストーカー容疑で逮捕された。
彼女は事件について、「私を癒してくれるソウルメイトと出会って、私にはこの人しかいないと思っていました・・・」と涙ぐみながら語っている。
アリゾナ州の高級住宅地に住んでいた男性は、アデス容疑者とデートしたもののあまり好意を持てなかったという。
しかし、アデス容疑者は男性を非常に気に入り、なんとか結婚にこぎつけようと必死に追いかけていたというのだ。
そこから恐怖のメッセージの襲撃が始まり、「アドルフ・ヒトラーのようにあなたは素晴らしい」「あなたの血の風呂に入って、あなたの手や足を身に着けたい」という恐ろしい怪文書を1日500通も送り続けていたというのだ!!
すっかりドン引きしてしまった男性は、その後、警察に相談したという。
捕まった状況もヤバい
▲逮捕されたジャクリーン・アデス容疑者
4月8日、被害者の男性が外出先から自宅の様子をチェックしたとき、監視カメラに映るアデス容疑者の姿を確認し、警察に通報したという。
警官が到着すると、なんと彼女は勝手に男性宅の風呂に入っており、自分は男性の妻であると主張していたのだ。
更に車からは大きな肉切り包丁が発見されたこと、そしてメッセージに脅迫的な文章が確認されたことから、警察は脅迫と不法侵入の罪で彼女を拘束した。
彼女は、地元メディアの会見で「自分は狂っていた」と容疑を認めている。
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男性がどれほど魅力的だったのかわからないが、相当な入れ込みようである。まさに狂気だ。
SNSなどが発達し、人とつながりやすい社会だからこそ、ストーカーには十分気を付けて欲しいものである。