ロブスターの殻を剥く美女たち
中国のレストランで採用された美女たちの仕事内容が、いま話題になっている。
座席への案内係でもウェイトレスでもない。
美女たちの担当はコレだ!
そう、ロブスターの殻剥きである。
スマホを片手に食事をする男性客。その男性のために、ただひたすら献身的に、目の前にあるロブスターの殻を剥き、身を取り出して男性客の皿の上に置いてあげるのだ。
「いや、食事中くらいスマホ置かんかい!」「ロブスターの殻くらい自分で剥けよ!」と動画を見た方から怒られそうだが、ここには需要と供給の関係がきちんと成立しているのである。
スマホゲームに忙しい客をサポート
実はここ、スマホゲームの利用者が多く集まることで知られているレストラン。
集まったファンたちは、食事をしながらゲームを楽しむのだが、とにかくスマホから目が離せない。なかには両手をつかってやる人気ゲームもあるため、ロブスターの殻を剥いている暇などないのである。
そこに目をつけたレストランオーナーは、2人の美女を殻剥きガールとして採用し、客の食事のサポートをしてあげることにしたのだ。
この仕事の在り方は、女性蔑視と誤解を招きそうだが、美女たちはまんざらでもない。
中国ではロブスターを食べる機会が多く、このレストランでも1日100尾ほど注文があるという。ロブスターの殻剥き料のうち、15%は彼女たちの手元に入るといい、現在大学生である彼女たちの毎月のバイト代は約16万円にものぼるというのだ。
学費の足しにもなるし、いろいろな客と話をする機会もあると、美女たちは殻剥き業を楽しんでいるようである。