英ブリストル大学における感動ストーリーが、いま話題をよんでいる。
母国への渡航費用をプレゼント
大学で12年間用務員として勤務している男性に、生徒たちから母国への渡航費用がプレゼントされたというのである。
そのときの様子がコチラだ。
ジャマイカからの移民で、妻と2人でイギリスで暮らすハーマンさん。彼には母国に残してきた家族がいるというが、金銭的な余裕がなく、もう4年もジャマイカに住む家族に会えていなかったという。
そこで、ブリストル大学に通う生徒たちが学内のコミュニティーで募金サイトを立ち上げ、ハーマンさんの渡航費を募ったのである。
この呼びかけに対し、募金した生徒の数は230人以上、日本円にして約22万円が集まったという。学生から封筒を受け取ったハーマンさんは涙をこらえ切れない。
日ごろの感謝を込めて
ハーマンさんに贈られた渡航費とともに添えられていた一通の手紙、そこにはこう書かれていた。
ハーマンさんへ
長年にわたり、いつもポジティブなエネルギーを私たちに与えてくれてありがとう。毎日を輝かせてくれるあなたのことが大好きで感謝しています。そのお礼にみんなからの贈り物があります。夏休み楽しんできてくださいね!
ブリストル大学生徒一同
陽気で明るい性格のハーマンさんは、日ごろから生徒たちと良い関係を築いていたのだろう。
彼の声かけや仕事ぶりに感謝する生徒たちが一丸となり、いま、ハーマンさんが何よりも必要としているものをプレゼントできたに違いない。
その後、ハーマンさんは妻と2人分のジャマイカ行きのチケットを購入し、出発の日を心待ちにしているという。生徒たちからプレゼントされたこの旅行は、決して忘れられないかけがえのない時間になることだろう。
参照元:Facebook