かつてネットがなかった時代、街を歩いていると電柱などに張り紙がされていた時代があった。だが近年は軽犯罪に引っ掛かるため、日本ではほとんど見られなくなってきた。
一方、アメリカでは今でも張り紙文化は健在のよう。そんな風潮をもとに、街中に変な張り紙を貼りまくるヤバいアーティストが現れた。
その名もアラン・ワグナー。彼はフォトショップを駆使していろんな偽広告をつくっており様々な場所に貼っているようだが、あまりのリアルさに大きな話題になっているという。
その一部をご紹介しよう!
1、カーペットに血がしみ込んだら呼びたいオッサン
まず紹介するのは、血痕をきれいにできますよ!とアピールする吸血鬼のオッサンの広告。
血が新鮮なうちに呼んでくれればジュルルルルルル!と吸ってキレイにしてくれるようだが、対応しているのは血のみ!と強調してあり、体液や皮脂はNGみたいだ。
っていうか、カーペットに大量の血がしみ込む事態が起きる家なんて、吸血鬼のオッサンでも危ないんじゃね?
2、脳トレ?
テリーさんというおじいちゃんが、子を愛するちょっとボケちゃった人のためにじいさんトレーニングをしてくれるらしい。
教えてくれることは、「孫の名前の思い出し方」とか、「2018年の躾けの仕方」と、孫を愛する人向け。手遅れな気がするのは筆者だけではないだろう。
作ったのはテリーさんなのだろうか?ちょっとボケはじめているのか広告で言っていることが全体的にピンボケである。
3、妖怪ジャグジーオヤジ
迷いネコというより、迷いオヤジののお悩みポスター。どうやら5日前からジャグジーに勝手に浸かりはじめているらしい。
動く気配もしゃべる気配もないというが、夜に赤く目が光るという。妖怪なんじゃないか・・・!?
「普通に警察に通報しろよ!」と電話したくなってしまう張り紙である。
4、共感するだけ広告
パッと見、傷薬の広告かと思ったらそうでもない。「ケガしました?私もです!」と共感して、このオッサンが自分の足にクリームを塗ってくれる人を探しているだけの広告である。
内容はと言うと、「先週足を折りました。今まで折ったことないのに。足にクリームを塗ってくれる人を探しています。僕には奥さんがいないので。」と、とにかく助けを求めている様子。意味がなさ過ぎて、本当にこんな広告があったら逆にかなりの注目浴びそうだ。
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ちなみに作者のワグナーさんは、自前の画像加工技術で、おバカグッズやウソ食料品があたかも実在するかのように作っている。
例えば、素手で街中の市民ごと”掃除”することを公約にする市長候補の選挙広告や、水に浸けたらオッサンの顔をしたおもちゃが浮かんでくるカプセルなど、様々なコラージュ画像を作っている。
どれも高い画像編集技術で実際にありそうなかんじの雰囲気を醸し出しているので、きっとあなたの笑いを誘うに違いない。
気になったという方は、下のインスタアカウントからワグナーさんの作品をチェックだ!!
参照元:Instagram