極悪非道のカルテルに命を狙われるワンコ
金の為なら何でもする、そんな恐ろしい麻薬カルテルに新たに命を狙われたのは、なんとメスのワンちゃんだった・・・。
6月25日、南米コロンビアの空港で働くソンブラという麻薬探知犬が、非常に高い検挙率を誇っているために、麻薬カルテルに賞金首にかけられていることが発覚した。
A pesar de tener 6 añitos, a la agente sombra le sobra vitalidad ? ha sido reconocida porque protege la vida de los niños, niñas y adolescentes del veneno mortal de las drogas. Todos la quieren y puedes tomarte tu selfie en el aeropuerto @BOG_ELDORADO. Guao ? pic.twitter.com/BTbeGXeUSx
— Policía Antinarcóticos (@PoliciaAntiNar) 2018年7月24日
ソンブラは、コロンビア北部のゴンザロメヒア空港に配属されているジャーマンシェパードの6歳の犬である。
彼女は極めて優秀な嗅覚を持っており、近年だけでもすでに245人もの密売人の検挙に貢献し、およそ10トンものコカインを嗅ぎあててきたのだ。
目覚ましい成果を上げるソンブラは、所属する空港警備隊の職員も誇りに思っており、メディアに取り上げられたりと多くの注目を浴びているという。
しかしこの度、これに危機感を覚えたコロンビア最大の麻薬カルテル「ロス・ウラベニョス(別名ガルフ・カルテル)」が、ソンブラの首に約700万円もの懸賞金をかけたのだ。
この事態が発覚すると、コロンビアの警察当局は、首都ボゴタのエルドラド空港へソンブラを転属させた。警備がより強固な場所となるため、彼女のキャリアを維持しながらも、安全を確保することができるようになる見通しだという。
コロンビアの麻薬捜査当局”アンチナルコティコス”はツイッターにて、「ソンブラの命でこれだけ高い報酬を提供されるという事は、彼女がそれだけ麻薬組織の脅威となっているという証拠である」とコメントしている。
麻薬カルテルに狙われるという恐ろしい事態の中でも、ソンブラはこれからも多くの手柄を立てることだろう。これからも安全第一で、麻薬組織の壊滅に貢献してほしいものだ。