【エビの命】動物愛護団体PETAが事故で死んでしまったロブスターの慰霊碑を建てる許可を求める!

カルチャー

ロブスターに石碑?

アメリカを拠点とする動物愛護団体PETAは、過激なパフォーマンスをすることでたびたび注目を集めている。

これまでは主に犬や猫と言った哺乳類の保護を訴えてきたが、今回ターゲットにしているのは、みなさんも食べたことがあるだろうロブスターである。

きっかけとなったのは、食用のロブスターを運搬していたトラックが事故を起こし、かごの中のロブスターが死んだという出来事である。

この事故が起こったのは、アメリカ、メイン州ポートランド。

8月中旬、漁場から生きたロブスターのかご70個が運搬されている途中、トラックが事故を起こしたことで数匹が亡くなってしまったという。

それに対し、PETAはロブスターの慰霊碑を事故現場に建てる許可を地元行政にとっていたことが明らかになった。

PETAが公開した石碑の再現には、「この場所で恐ろしい思いしながら亡くなったロブスターたちに記念して」「ヴィーガンになろう PETA」という文字が刻まれている。

まるでフェイクニュースにように聞こえてしまうこのニュースだが、同団体はCNNの取材に対しこのように答えたという。

道路で起きたトラックの事故により、無数のロブスターたちが命を落としました。
PETAはこの石碑を建てることで、こうした”死にたくない”と訴える声なき声を尊重し、人々にロブスターや他の動物たちを助けるように促します。

しかし8月27日、地元行政は道路の安全上設置できないとして、PETAの案を許可しなかったという。

その後のCNNの取材で、PETAの関係者は「メイン州の人々により周知して貰えるよう、他の方法を考え直す」と明かした。

ロブスターはメイン州の食卓を彩る名産品でもある。今回のPETAの訴えがどれだけ理解されるかは不明だ。

 

参照元:CNNTwitterFacebook

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