たとえばモデルになりたいのなら、一昔前なら事務所に所属することが前提とされていたはず。
しかし、最近ではエージェント側がモデル探しをすることも多いという。特に海外では個性の出やすいインスタグラムが注目され、いわゆるインフルエンサーと呼ばれる人材に声をかけ、一般人が突如大手モデル事務所と契約を結ぶという例も少なくない。
イスラエル超絶美少女は5歳!
そんな時代の風潮にまさにピッタリなのが彼女。
イスラエル出身のミア・アフラロちゃん(5歳)だ。
まず目がいくのは特徴的なボリュームのある美しい髪の毛。そして愛らしい顔立ちが人気を集め、彼女のインスタグラム投稿はわずか12枚にもかかわらず、なんとフォロワーは8万6千人を超えている。
これがいわゆるインフルエンサーと呼ばれる存在なのだろう。
世界が注目した5歳児には国内外からオファーが殺到し、このたびファッション誌『VOGUE(ヴォーグ)』のモデルを務めることになったほどだ。
子を持つ親はSNSとどう向き合うべきか?
しかし、世論はそう甘くはない。
周囲の大人が5歳の少女にメイクやヘアレンジを施した投稿には、「子供らしくさせてあげて」「5歳なのにヘアアイロン?三つ編みのほうが可愛いでしょ」などと、両親に対して誹謗中傷の声が多く上がっているという。
なかには、「ジョンベネ・ラムジーちゃんの二の舞にさせる気?」という厳しい意見もあったようだ。
常にメイクやドレスも完璧にしていたジョンベネちゃん(当時6歳)。美少女コンテストの常連で、まるで人形のような風貌が話題になった少女だが、1996年に殺害され、事件はいまだ未解決のままである。
当時はSNSなどなかったものの、あのような事件につながる可能性がぬぐい切れないことを考慮すると、過度に飾り立てたわが子の写真をSNSで拡散することに対して賛否が問われるのは当然なのかもしれない。
もちろん、素直にミアちゃんの可愛らしさや美しい髪の毛を賞賛する声もあるが、今年3月以降、ミアちゃんのインスタグラムの更新は途絶えている。子を持つ親のSNSとの向き合い方は、今後大きな課題になっていきそうである。
参照元:Instagram