電気が消えたら星が見えた
9月6日、北海道を襲った大地震の影響で、道内のほぼ全域が停電した。8日午前には99%が復旧したとのことだが、それまでの間各種インフラは停止し、多くの道民が電気のない夜を過ごすこととなった。
スマホもパソコンも、身の回りのものほとんどすべてが電力によって動くような時代に長期間送電が止まるなんて、その不便さは想像に難くない。
そんな中、北海道在住のツイッターユーザー・kotaさん(@ConaGraphic)が、停電時に投稿したツイートが話題になっている。
街が停電すると泣けるぐらい綺麗に星が見える。 pic.twitter.com/ZoKOcdcYst
— kota (@ConaGraphic) 2018年9月5日
電気の代わりに北海道を照らした美しい星空の写真は、kotaさんが一眼レフで撮影したものである。コメント欄には「そういえば、東日本大震災のときも星空がキレイだった」と思い出を語る人が続出していた。
災害によって日常はあっけなく壊れてしまうけれど、「絶対に変わらないもの、そこにあり続けるものもある」ということを、この写真は思い出させてくれる。
それは当たり前すぎて、普段の生活では見落としがちであるが、非日常に陥ったときに、大きな心の支えになってくれるものだと思う。
許諾元:kotaさん
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