スポーツ界の暴力に「百獣の王」が吠える!
新体操リオ五輪代表の宮川紗江選手の日本体操協会の塚原千恵子強化本部長からのパワハラ告発に端を発した一連のニュースが、大きな議論を呼んでいる。
その中で、宮川選手がコーチである速見佑斗氏からの「暴力行為」を受けた様子を映した動画がテレビで放送されるに至っては、日本スポーツ界全体の問題へと議論は広がりを見せている。
ツイッターをはじめとするSNSでも、「暴力はダメでしょ」「殴って育つ選手もいる」と、いろいろな意見が飛び交っている。
そんな中、タレントでありながら今なお陸上競技を続け「百獣の王」を目指している、武井壮さんが「スポーツ界の暴力」に対して吠えた!
最近のスポーツ団体の問題は暴力と権力問題だよな。スポーツ指導に暴力を肯定?人が人を殴るのは指導じゃなくただの暴行だ、街で人殴ったら犯罪で技術教えるなら殴っていいなんて理屈通らねえだろ?権力は選手選考に関する権利を委員に与えず勝負は常に一発選考、勝てば代表!誰かが選ぶから歪むんだよ
— 武井壮 (@sosotakei) 2018年9月9日
スポーツ教えるくらいの事で大人が子供殴っていいわけねえだろう。よく考えろ本当に、街で大人が子供殴ったら即通報で逮捕だよ。それが『スポーツ教える』が乗っかったくらいでチャラどころか『素晴らしい指導』になる訳ねえだろう。スポーツやってたらなんかいい事してるみてえな空気で正当化するなよ
— 武井壮 (@sosotakei) 2018年9月11日
「人が人を殴るのは指導じゃなくただの暴行だ」、自身もスポーツ界に長年身を置く彼の言葉は重い。
指導の中で人を殴る事に愛があっても、本当の愛であっても『その方法は間違えている』と断言する必要がある
— 武井壮 (@sosotakei) 2018年9月11日
たしかにその通りかもしれない。「相手を思う気持ち」があるのであれば「暴力」という方法以外の方法があるはずだ。
今回の出来事が、今後日本のスポーツ界がより良い方向に進むキッカケになることを願ってやまない。