超有名女優が脱税疑惑で逮捕
今、中国芸能界に衝撃がはしっている。
超有名女優が表舞台から姿を消して約3ヶ月、その真相が明らかになったのだ。
中国を代表する女優ともいえる范冰冰(ファン・ビンビン)。
昨年の推定収入は49億円と、中国人高額収入ランキングのなかでも2位に入るほど活躍の場を広げている。
しかし、その巨額収入にはどうやら裏があったようだ。
実は彼女、中国当局により脱税容疑で逮捕され、また同時に枕営業をしていたという疑惑まで飛び交っているのである。
収入を隠蔽するため二重の契約書
事の発端は3ヶ月前。ある作品に出演する際に、契約書を2枚作成し、二重契約をしていたというのだ。
1枚目の契約書に書かれていたのは約1億7000万円、2枚目の契約書に書かれていたのは約8億円。ファンは所得を隠すために契約書を2枚作成し、1枚の契約書に書かれた金額分を申告しなかったというのである。
また、映画撮影の出資金を支払ってもらうために、大手不動産業者のオーナーへ枕営業をしていたという疑惑まで浮上している。
中国当局が芸能界の税率を42%に
中国では契約関連の不祥事は多々あり、この事件は氷山の一角にすぎないと中国当局は見解を述べている。
今回の件を受け、中国芸能界における税率を42%へと大幅に引き上げるなど、無法地帯となっている中国芸能界を厳しく取り締まることにしたようだ。
ハリウッド映画や日本でもサントリーのCMに出演し、世界中で活躍していたファンだが、今後彼女の姿はみられなくなるかもしれない。
大女優の不祥事で、中国芸能界に広がる余波はまだまだ続きそうだ。