16年の逃亡生活が凡ミスで終了
大阪府富田林から48日間にわたって逃走していた樋田淳也容疑者が逮捕されたことは記憶に新しい。
これには多くの日本人が衝撃を受けただろうが、海の向こうでは、更に長い16年の逃亡のすえ捕まった男が現れた。
台湾のローカル誌・自由時報によると、9月28日朝8時ごろ、高雄市内で16年間逃走していたという42歳の男が警察に逮捕された。
この男は2002年に銃刀法違反で逮捕され、懲役7年2か月の実刑判決を受けている。しかしそれが嫌だったことから逃げだし、この16年間は怯える日々を送っていた。
しかし先日、知り合いと小型トラックに乗って市内を走行中、シートベルトをしていなかったとして警察にとめられた。
身分証を求められたため、男は弟の身分証ナンバーを口にするも、警察は別人であると判断。ここから怪しいと思った警察が更に調べると、16年前に銃刀法違反で指名手配されていた男と同一人物であることが判明したのだ。
その後の調べで、アルバイトで生計を立て同僚の車で通勤したり、アパートの下のコンビニで食事を買うなどして、外部との接触を極限でさけた生活をしていたと供述している。
しかも、時効までわずか2年だった。男はこれを受け、「こんなに長い間逃げてきたのに、逃げきれなかった・・・」と落ち込んでいる様子を見せていたという。
彼の過ごした16年は、刑務所で7年過ごすよりはるかに過酷だったに違いない。大人しく塀の中で罪を償ってほしいものである。
参照元:Facebook
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