どんなに小さな子供でも、彼らの学習能力を侮ってはならない。
それを証明するような事件が起きてしまった。
12万円がこっぱみじんに!
9月30日、米ユタ州に住むベルナップ夫妻は、コツコツと貯めてきた貯金を封筒にいれてリビングに置いていたという。
しかし翌日、家中どこを探してもその”封筒”がみつからない。
それもそのはず…。
なんと2歳の息子レオ君が、その封筒をシュレッダーにかけちゃっていたのだから!
??? OH NO! How could you be mad at that face, tho?
We're excited to have @Benbelnap and his family join us on the sideline for the Arizona pregame next Friday. We are also happy to hear the tickets are safe and that the money should be returned! #GoUtes #BestFans https://t.co/mt6yC0Hg7M
— Utah Football (@Utah_Football) 2018年10月5日
▲こっぱみじんになった12万円と素知らぬ顔のレオ君
封筒の中に入れていた金額、日本円にして約12万円!!!
シュレッダーの中で紙くずとなった12万円をみた両親のショックは相当なものだったに違いない。
両親に返すために貯めた12万円
実は、この貯金には大きな意味があったのだ。
ユタ州立大学のフットボールチームの熱狂的大ファンであるレオ君の父親ベンさん。そんなベンさんに両親がシーズンチケットをプレゼントしてくれたのである。
しかし決して安いものではないため、貯金をして両親へお金を返そうと思っていたという。ようやく貯まった12万円とともに、感謝のメッセージを添えて封筒に一緒にいれておいたのだが、レオ君の目にとまってしまったというわけだ。
修復には6ヶ月から3年かかる
日頃から母親のジャッキーさんとともに、不要な手紙類をシュレッダーで処理していたレオ君。使用後はいつも電源を切っていたというが、レオ君はいつのまにか操作方法を覚えてしまっていたようだ。
今回の事件も、レオ君にしてみれば、いつものお手伝いを率先してやっただけだったのかもしれない。
米財務省に夫妻が問い合わせたところ、シュレッダーにかけられた紙幣をすべてジップロックに入れて送れば修復可能だというが、それには6ヶ月から3年の歳月がかかるようだ。
たとえどんなに時間がかかろうとも、12万円が手元に戻ってくるのならよかったですね。