厳し過ぎる校則に対し挑発!
日本の厳しい校則は世界的にも有名だが、イギリスもまた、頭髪や制服、爪の長さに至るまで、非常に厳しい校則が設けられている学校がある。
イギリス・リンコインシャーの学校では、なんと学校からバッグの使用を禁じられてしまった。
その理由は、「重く大きいバッグによって児童が怪我する恐れがあるため」というもの。教科書などは手で持ち歩くよう言われている。
だが、ここに通うジェイコブ・フォードくん(17)はこの校則をおかしいと思い、抵抗しようと驚くべきものを持ってきた。
そう、電子レンジである!「バッグじゃないからアリでしょ?」みたいな顔が挑戦的である。他にも、ピクニックにつかわれるバスケットにいれて持ってきていたとのこと。
当然先生からはめちゃくちゃ怒られたそうで、3000字分の反省文を書かされたというが、フォードくんは全く後悔していなかったという。
これに関し、教頭先生であるスティーブン・ウィルキンソンさんは、地元メディアの取材に対し呆れている様子を見せていた。
「フォードくんのご両親は彼の行動を称賛しているようでとても残念です。私の目が届かないところでも、彼の他に不適切な行動を起こした生徒もおり、一定の校則の許容ラインを越えた場合は処罰をしています。
わたしが最もがっかりした点は、実際に現場で働いている職員のことより、むしろご両親は自分の子の行動ばかりを称賛していることです。」
とはいえ、このフォードくんの行動に感化された父兄によって、およそ460こもの署名が集められ、数日後にバッグ禁止の校則は撤廃されたとのこと。
校則というのは、子供に不便や人権侵害を強いてでもすべきなのだろうか・・・?甚だ疑問である。