【ネタバレ許さん!】読み終わっていない本の結末をバラされ同僚を刺傷!

事件

極寒の地で起きた殺人未遂事件

自分が楽しく物語を読んでいる横で、周りの人に「あ~、あれ最後は・・・」とポロッと口にされ、ガッカリしたことはないだろうか。

所謂「ネタバレ」だ。

別に平気だという人もいるようだが、今回の男は、殺意を抱くほどにネタバレが大嫌いだったようだ。

事件を起こしたのは、南極大陸で調査活動をしているというロシアの研究者レルゲイ・サビスキー氏(55)と、オルグ・ベログゾフ氏(52)。

両氏はこれまでに、キングジョージ島にある南極観測基地・ベリングスハウゼン基地にて4年間共同で働いており、ロシア国内では著名な研究者として知られていた。

とはいえ、いくら友人がいようと何もない北極での暮らしは孤独で厳しい。サビスキー容疑者は退屈を紛らわすため、しばしば本を読んでいたそうだ。

しかし一方のベログゾフ氏は、他人が読み終わっていないうちから結末をバラしてしまう癖があったのである。

これが原因で日ごろから口論になっていたというが、10月9日、耐えられなくなったサビスキー氏は、遂にベログゾフ氏をナイフで刺したのである。

事件当時も読書をしていたというが、またベログゾフ氏が展開をばらしてしまった。堪忍袋の緒が切れたサビスキー氏は、机の引き出しからナイフを取り出し、胸部を刺すという凶行に出たのだ。

すぐさまベログゾフ氏はチリの病院に搬送され、幸いにも一命を取り留めた。恐ろしいことに、数センチずれていれば心臓に到達していた可能性もあったという。

サビスキー氏は、ロシアのサンクトペテルブルグに送還され、殺人未遂容疑で起訴された模様。

何もない極寒の南極で、極限状態に陥っていたのかもしれないが、被害者の男性もこんな些細なことが原因で刺されるとは思いもよらなかっただろう。

 

参照元:NewYork PostFacebook

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