先生、お花重なってるよ?
数日前、ユーザーネームSlipperyPocketsさんがredditに投稿した写真が拡散されまくっている。
なんの変哲もない画用紙に描かれた花の数々だが、カナダで教師をしている投稿主さんは、これをクラスで切り取って使うのが目的だという。
さあ、この花を切り取ることは可能なのか。早速ご覧いただこう。
I drew poppy outlines for my class to cut out – they look like they overlap but don’t. from r/mildlyinteresting
クラスで使うためにポピーを描いたんだ。重なっているようにみえるけど重なっていないよ。
「いやいや、花びら重なってるじゃん」と思う人が大半ではないだろうか。
しかし、ラインを追ってよーく見てみると、ポピーの花はひとつひとつ離れており、重なっている部分などひとつもないのである。
ゲシュタルトの法則による錯覚
何千と寄せられたコメントの中には、これは「ゲシュタルトの法則」による錯覚だと結論づける人が多かったようだ。
ゲシュタルトの法則とは、近いものや似ているものをグループ化したり、閉じた図形を見出そうとする人間の性向を唱えたものであり、今回の画用紙に描かれた花も同様に、われわれに錯視を起こさせたものなのだという。
たしかにそれを踏まえたうえでもう一度みてみると、花がすべて離れているのはわかるのだが、気を抜いてしまうと再び花が重なっているようにみえてしまう。人間の脳のメカニズムは不思議である。
参照元:reddit