有名気象予報士の自殺
12月12日、米ミシガン州のテレビ局『Fox2』の気象予報士として知られるジェシカ・スターさん(享年35歳)が亡くなったと全米で報じられた。死因は自殺だったという。
綺麗な瞳が印象的な笑顔のジェシカさん。
海外メディアによると、自殺の引き金となったのは10月に受けたレーシック手術だと言われている。彼女はレーシック手術の後遺症に悩まされていたというのだ。
リレックススマイル手術は成功
10月中旬にレーシック手術を受けたジェシカさん。
日本ではリレックススマイルと呼ばれ、切開創が小さい最高レベルのレーザー矯正手術として知られているものだ。
10月12日、術後の目を守るために特別なゴーグルを装着したジェシカさんは、手術は成功し、かすみはあるもののきちんと見えていることを報告している。
SNSで術後の異変と苦労を語る
しかし、11月13日の投稿では、約1か月ぶりの仕事復帰の際にこのように話している。
しばらくお休みをもらっていたけどレーシック手術をしていました。手術から1か月経過するけどまだ視力は完全には戻っていません。ドライアイになって目薬を差してもあまり効果は続きません。コンタクトレンズを23年間装着していたし、医師からは100%の視力が戻るには3ヵ月必要だと言われたので辛抱強く待つつもりですが、ちょっと苦しんでいます。もし同じような経験をしたことがある人がいるのなら、なんでもいいので教えてください。
動画の最後には息子がスーパーマンに、そして3歳の娘がユニコーンに扮したハロウィンのことを楽しそうに語っているが、まさかこの1か月に彼女が幼子たちを残して自ら命を絶つとは誰も想像しなかっただろう。
SNSの更新は途絶えたまま…
そして動画を投稿した翌日、これが彼女の最後のツイートとなった。
仕事に戻りたかったけれど、しっかり回復するまでもう少しお休みします。私も頑張るのでどうか私のこと忘れないでくださいね。また近状報告します。
SNSが更新されなかったこの1か月の間に彼女に何が起きたのかわからないが、レーシック手術との因果関係があるのは明らかなようだ。
Fox2ニュースでは、8年という長い年月をともにしてきた仲間の功績をたたえるとともに死を悼んだ。