人生の一大イベントのひとつ、大学受験。日本では、1月から2月の間にセンター試験や各種大学の入試などが行われ、4月に大学に入学するというのが一般的なスケジュールである。
大学の入学時期や受験のシステム・スケジュールは国によって大きく異なる。アメリカの場合は、大学に入学するのは9月。しかし様々な受験方法があり、入試の時期は人によって異なる。とにかく早めに受験して結果を受け取りたいという学生は、多くの大学が設けている「Early Admission(早期入試)」という制度を利用する。
先日アメリカで、この早期入試の結果発表があったようだ。その日、ニュースキャスターのジェイク・タッパーさんが以下のようなツイートを行い、話題をよんだ。
Lot of high school seniors who applied early admission to college are getting news today that maybe they didn’t want.
Everything is going to be ok.
Rejection sucks but you can almost certainly end up someplace you absolutely love and get a great education. Hang in there.
— Jake Tapper (@jaketapper) 2018年12月13日
多くの高校生が、早期入試の結果を受け取っただろう。その結果はもしかしたら、嬉しくないものだったかもしれないね。でも、すべてうまくいくよ。不合格はクソだけど、本当に好きになれる素晴らしい教育を受けられる場所に必ず行き着くから。がんばれ。
不合格者に対する感動的なエール。このツイートを受け、元ホワイトハウス報道官のジェン・サキや、ベストセラー作家のシャウナ・ニクエストも、自らの「不合格経験」を投稿している。
I also got rejected early decision and ended up at the best school for me @williamandmary. Great advice from @jaketapper and other smart people on this thread https://t.co/NEVjCtRBIS
— Jen Psaki (@jrpsaki) 2018年12月14日
ジェン・サキ「私も早期入試で不合格だった。でも最終的にウィリアム・アンド・メアリー大学という自分にとってベストな大学に入れた。ジェイクのアドバイスは素晴らしいと思う」
Agreed. I was 1000% set on my early decision school. Got waitlisted. Devastated. Ended up on the opposite co
ast & the rest is (good, unexpected, surprising, 20-years-later-wouldn’t-change-it-if-I-could) history. https://t.co/d0W4im4i4B— shauna niequist (@sniequist) 2018年12月14日
シャウナ・ニクエスト「その通りだと思う。私は1000%早期入試で受けた学校に行きたかった。でもダメで、途方にくれた。結局全然違うところに言ったのだけど、素晴らしく予想外で驚きの日々になった」
多分、誰もが「第一希望」を持っていて、みんながそれを目指している。しかしそれが必ずしも最善であるとは限らないし、縁というのは思いもよらぬところに転がっているものである。
何かを目指して一直線……そんな生き方もいいけれど、揺れ動く人生を楽しむのもまた一興ではないでしょうか。