ワカサギ釣りの穴から現れたのは・・・
分厚い氷に穴をあけて楽しむ、ワカサギ釣り。日本でも親しまれているが、ロシアでもまた大人気なのである。
ロシアの釣り専門Youtubeチャンネル「ホワイトリバー・ウファ」でもワカサギ釣りが紹介されていたが、撮影中、見たこともない生き物に遭遇したようだ。
その一部始終がコチラである。
ワカサギ釣りの穴からひょっこり現れたのは、ふわふわで真ん丸な生き物。なんだかネズミに似ているが、冷たい氷の中でもへっちゃらなよう。
撮影者の足元をちょこちょこと歩き回る姿がなんともかわいい。釣り用の餌をあげるも、お気に召さない模様。箱の中身が気になるようだ。
そこで、吊り上げたヨーロピアンパーチをおすそ分けをすると、元気にがっつきはじめたではないか。美味しそうに食べる姿には、思わずこっちも笑顔になってしまう。
こうして謎の生き物は、2匹ものお魚を平らげていったそうだ。
この丸くてかわいいヤツの正体は?
撮影者には、この生き物の正体がわからなかったため、「この生き物のことを知りませんか?」という動画として投稿。
すると、Youtubeのコメント欄には「デスマンだ!」という声が多く寄せられていた。
こちらの生き物は、ウクライナからロシア西部に生息する、「ロシアデスマン」。河川や湖、沼地などの水辺に棲んでいる、泳ぎが上手なモグラの仲間である。
近頃は生息数が減っているとのことで、こうして野生のデスマンに会えることはめったにないとのこと。こうして人間と触れあう動画はとても貴重だ。
こんな小さな体で極寒の水辺を生きぬくロシアデスマン。可愛くても、ハードな名前がよく似合うたくましい生き物であった。
参照元:Youtube