ロボットひき逃げ事件か!?
今年1月8日から11日にかけて、米ラスベガスにて国際家電見本市「CES(コンシューマーテクノロジーアソシエーション)」が開催されている。
世界中から最新技術を使った家電が一堂に会し、”巻けるテレビ”や、”瞬時にお湯が沸くヤカン”など、人々の生活を大きく変えるだろうガジェットが注目を集めている。
その陰で、なんとも悲惨な事故が発生してしまった。
なんと、会場近くに貸し出されていたロボットが、自動運転車にひかれてしまったのである・・・。
SFみたいな事故の一部始終がコチラだ。
ひかれてしまったのは、ロシアのプロモボット社が開発している「プロモボットV4」。
接客などをするペッパー君のようなロボットで、今回のCESには、なんと1日約21万円(2000ドル)で貸し出されていたという。
この日も道案内のために道沿いに居たそうだが・・・、そこに、テスラモーターズのモデルSが登場。
勢いよく車体を当てていき、プロモボットはばたりと倒れてしまう。なのにモデルSは気づかずにそのまま走っていき、50メートル先でやっと止まったという。
その後のプロモボット社の報告によると、頭部や腕、動力部分が壊れてしまったそうで、深刻なダメージを負っているとのこと。
テスラの自動運転車に乗っていたジョージ・カルデラ氏は、英紙”DailyMail”の取材に対しこのように語っている。
「道には誰もおらず、車も人もいませんでした。
自動運転モードに切り替えて車を走らせてたら・・・・ああーっ!ロボットいるじゃん!と気づきました。
やっちゃったな~、とおもってたら、車はお構いなしに真っ直ぐぶつかっていったんです。
プロモボットが可愛かったので、申し訳なかったです。開発者のみなさんにも謝罪したくなりました・・・。」
このニュースを知った人からは、「広告(アド)ってついてるだけに、テスラはアドブロック(広告排除ソフト)を入れてるんだな」「なんで道端に放置しとくの!?」「可哀想だけど笑える」といったコメントが相次いだ。
もしかしたら、ロボットとAI同士で知られざる戦いが繰り広げられているのかもしれない。仲良くしてくれ・・・。
今回の賠償金はとんでもない額になったことだろう。
参照元:Youtube、Daily Mail