怒りのあまり飼い主まで犬と化す!!
アメリカでは、もしもの時に身を守れるよう、護身用としてペッパースプレーを持ち歩いている人がいる。
今回の女性も身を守るために携帯して外出していたところ、散歩中の犬に襲われかけたのだそう。
そこでスプレーを吹きかけて追い払ったところ、なんと次には飼い主が噛みついてきたのである!!
もちろん、飼い主は人間である。
事件が起きたのは、米カリフォルニア州オークランドにある公園。
1月8日の午前10時ごろ、近所の女性がジョギングをしていた時、犬を散歩していた若い女と口論になった。
その後の調べによると、茶色の中型犬とロットワイラーに襲われそうになったという女性は、持ち歩いていたペッパースプレーをふきつけて撃退したのだという。
これにより2匹はおとなしくなったというが、飼い主の女は激怒。激しい口論となった末、いきなり女性の腕にかみついたのだ。
その後、女性は警察に通報。担当警官はその時のことについて、「明らかに犬の噛みあとではなかった」と明かしていた。
立ち去る時に撮影した写真をもとに情報を呼びかけ、犯人はアルマ・キャドワランダー(19)と断定。
キャドワランダーにはほかにも余罪があり、1月4日に、暴行と強盗などの疑いで逮捕された。
弁護士は「犬たちはこれまで人を襲ったことはなく、キャドワランダーはペットを守ろうとしただけだった。被害者の女性は犬が襲ってくると思ったようだが、実際に攻撃することはなく、ペッパースプレーをふきつけたことは過剰反応だった」と擁護。
キャドワランダーも、女性が襲い掛かってきたのでやめさせるために噛みついただけだと弁明している。
容疑者は現在サンタリタ刑務所に拘留されており、証拠がそろい次第、起訴される予定とのこと。
それにしても、なぜ犬の様に噛みつく必要があったのか・・・それに関しては未だ明らかにされていない。