超低予算&工夫がいっぱいの映像作品!
子供から大人まで幅広い世代に愛されるウルトラマンシリーズは、国境をこえ中国でも大人気。
そんなウルトラマンの大ファンである中国の若者たちが作ったという、ウルトラマンティガの自主制作映像が話題になっている。
手作り感と愛情がいっぱい詰まった映像をご覧あれ!!
農村で地震がおき、ひっくり返る若者たち。視線の先には・・・(段ボール)怪獣が!!!
恐怖と絶望に陥る市民たちを守るため、科学特捜隊が出動するッ!・・・と、物語は始まる。
この映像を撮影したのは、ジャン・ファンさん。中国広東省の南にある小さな村を舞台にしたという。しかも、かかった費用はわずか3200円ほど。
段ボール怪獣や、図画工作感あふれるミニチュアも、カメラワークやカットインを工夫してカバー。これを8時間くらいで作ったというので驚きである。
兄ちゃんたちが心から楽しんで作ってることがビシビシ伝わってくるではないか。
中国のメディア”北京ニュース”の取材によると、「小さいころにみたウルトラマンシリーズへの敬意を示し作った」という。
出演している5人の男性たちは、インターネットを通じて知り合い、CMを作る映像プロダクションを設立したばかりとのこと。低予算ながら、とんでもないセンスを見せつけられたものである。
この動画が中国のSNSに投稿されると、国内外で大きく話題に。やがて日本にもシェアされると、著名人も数多くの”いいね”を寄せていたという。
これには日本のネット民からも「蓮根撃つところめっちゃ好き」「オタクは国境を超える」「怪獣の人めっちゃ寒そうだがそこが良い!」といった絶賛のコメントが多く寄せられていた。
あらゆるところにボケ要素を含みながら、才能がキラリと光っていた今回の動画。続編をついつい期待してしまう出来であった。