戦場ギリギリで余暇を過ごすイスラエルの人々
中東からは毎日のように戦場のニュースが流れてくるが、先日20日にも、イスラエルが占領するゴラン高原にシリアからミサイルが撃ち込まれ、イスラエル軍は対空防衛システムで迎撃したとの報道があった。
このゴラン高原という場所は、イスラエルとヨルダンの国境に接している丘陵地帯。現在は一般人も訪れることができる安全地帯である。
そんな中、ゴラン高原にスキーをしに訪れていた一般客が、上記のミサイル攻撃を目の前で目撃してしまった。
楽しげな空気は一変し、客たちは騒然となる。その衝撃的な瞬間がコチラだ。
何の変哲もないスキー場が広がり、真っ白な斜面を滑っていく撮影者一行。そこに、辺りに突如轟音が響き渡る。
二本の筋が空を貫いていくと、遠い空の向こうでピカッと光を放った。
翌日の報道によると、発動したのはイスラエル軍の対空防衛システム「鉄のドーム」で、シリア・ダマスカス近郊にあるイラン軍事施設から発射されたミサイルを迎撃したという。
これを受けイスラエル軍は、21日にミサイル攻撃への報復としてイラン弾薬集積所や、訓練施設などを爆破した。
・・・・・・・・・・・・・・・
冬はスキー、春や夏はハイキングが楽しめるゴラン高原。しかしここは、第4次中東戦争でイスラエルがシリアから奪い取った場所だ。現在も両国は領有権を争っており、いつまた大きな武力衝突が起きるかわからないと言われている。
スキーが身近な存在だけに、平和な国に住むネット民たちは強く衝撃を受けていた。
参照元:Youtube