先月、カナダのオンタリオ州にある日本食レストラン「Tokyo Maki」で、ある動画が撮影され物議を醸している。
12歳なのに大人料金がチャージされる
食べ放題メニューのこのレストランでは、大人と子供それぞれに対し金額が定められている。これは日本でも同じスタイルなので想像しやすいのではないだろうか。
1月6日、このレストランを訪れていたのはリズさんと母親、そして12歳と10歳の従兄弟の4人。食事をし、会計をしようとレシートを見ると、12歳の従兄弟が大人料金でチャージされていたという。
そこで、ウェイトレスに従兄弟の年齢を告げたのだが、その後の様子は動画をご覧いただこう。
ウェイトレスとリズさんが言い争っている様子が映されているが、途中でウェイトレスは従兄弟が「12歳の身長であるかどうか」を確かめるべく、メジャーを取りに厨房の方へ戻っていくのだ。
身分証明書を提示したのに…
店内にあるメニュー表には、「子供料金(7歳〜12歳)」と記されていた。
リズさんは従兄弟が12歳であることを伝えると、ウェイトレスは「メニュー表には12歳までと書かれているが実際は11歳2ヶ月までの料金だ」と筋の通らないことを言ったという。
そして、従兄弟の年齢を証明できる身分証明書を求められたため提示すると、12歳の身長に該当するのかどうかを確かめると言い出したのだ。
従兄弟は身長を測るため店内で靴を脱がされ、まるで支払いをケチっているかのように他の客から見られたリズさん一家は、屈辱的な気分を味わったと怒りを隠しきれない。動画をFacebookに投稿し、一連の流れをシェアしてほしいと訴えている。
レストラン側は身長基準の価格を肯定
しかし、この投稿を受け、レストランのマネージャーはお店のFacebookにこう投稿している。
当店は食べ放題レストランです。子供でも大人より身長が高い子はいますし大人よりもよく食べます。それゆえに身長が60インチ(約152cm)以上ある子供は基本的に大人料金をいただいています。
10年以上この地域で経営をしているが、これまでにトラブルになったことは一度もないとマネージャーは話す。
この投稿にはレストラン側を非難する声が多く挙がっているが、今後二度と自分たちのような思いをする人が出ないようにレストランのポリシーを明確にしてほしい、リズさんの願いはただそれだけなのだ。
参照元:Facebook