命がけで愛犬を助ける男性
3月10日、アメリカ・カリフォルニア州パラにある民家が全焼する事件が起こった。
幸いにも住んでいた家族は避難したが、家には一家が飼っていた犬が取り残されてしまったという。
火の勢いは激しく、誰も手が出せない状況だったが、なんと、男性が犬を救おうと炎の中に飛び込んだのである。
飛び込んだのは、この家に住むホセ・グズマンさん。彼は当時この家に、奥さんと3人の娘、そしてピットブルの愛犬と暮らしていた。
動画では、一心不乱に飛び込むグズマンさんに対して、消防士たちは「危ないぞ!」「戻ってこい!」と叫ぶ。しかし、一度は躊躇して振り返るも、いてもたってもいられないという顔であった。
そして姿を消した後、なかなか出てこないことから周囲はざわつき始めるも・・・グズマンさんは愛犬と共に生還。
後日の報道によると、グズマンさんは顔や腕にやけどを負ったが、命に別状はなかったという。
米メディア”ABC”の取材では、「彼女は永遠に私たちと一緒。大切な家族の一員です。みんな彼女を愛しています。」と語っていた。
その後、失意の中にあるグズマンさんのため、妹がクラウドファンディング”Go Fund Me”で支援を募り始めたところ、3月14日現在でおよそ350万円(3万2000ドル)が集まっているという。
自宅は焼け落ちてしまったというが、家族全員が無事に生還したことは不幸中の幸いであった。グズマンさん一家が1日でも早く元の生活に戻れるよう祈るばかりである。
参照元:Youtube [1]、[2]、Go fund me、