現在、インターネット上にはあらゆる情報が溢れかえっている。
それは、私達を豊かにするものばかりではなく、危害を加える可能性があるものも、存在するのである。
検索してはいけないワードの例として「暗い日曜日」「コトリバコ」「アステカの祭壇」等の代表されるものがあるが、これらは心霊的な噂がされているものであり、零感な筆者は全く恐怖を感じることができない。
しかし今から紹介するのは、科学的なものであり、最後まで観ると、精神が崩壊しそうになると話題になった動画である。
この動画を視聴し、もし何らかの異常をきたすことがあっても、一切の責任を負いかねることを、ここで述べておきたい。
鑑賞開始
再生ボタンを押すと、このような文章が表示される。
Be Aware!
This video may cause temporary hallucinogenic effects. But please do not be afraid,these effects usually last a few seconds.
気をつけて!
このビデオは、一時的な幻覚効果を引き起こす可能性があります。しかし、心配しないでください。これらの影響は、通常、数秒間のみ持続です。
通常?もし通常でなければ、一生幻覚をみることになるのだろうか?
画面いっぱいに目が表れ、トランス状態に導くような音楽が流れ、ナレーションが始まる。
Read aloud every letter shown in screen center. Do not make any mistake !!!
画面中央に表示されているすべての文字を声に出して読んでください。間違ってはいけない!!!
筆者がいるこの場所には、周りにたくさんの人がいる。
いきなり文字を読み出せば、それこそ精神に異常をきたしたのではないかと噂されるではないか!
だが、「間違ってはいけない!!!」とある。ここは百歩譲って、小声で読むとしよう。
ナレーションが終わると間もなく、目の中に文字が浮かびだし、同心円状に整列した長方形が回転を始める。
今のところ、精神に支障はきたしていない。
しばらくすると、いつの間にか表れていた目が消えており、文字と長方形が織りなす模様だけになっている。
精神の異常は見られないが、画面に吸い込まれそうになることは否めない。
しかし、しばらくすると今まで観ていた映像とは、全く異なるものが見えてきた。奥行きが深く、キーボードが打ちづらい。
キャプチャにすると、一見なんら変わらないように見えるが、確実にこれとは異なった風景が見えくる。
模様の色が鮮やかになってくる。何かおかしい。
なんだこれは、目の前の景色が、、、。
今までに観たこともないような変貌を遂げている。
Look Away Now
すぐ画面から視線をそらせ
周囲を見渡すと…
なんてことだろう。見えるもの全てぐにゃぐにゃに曲がっているではないか!
※イメージ画像(この景色は動画を観た方だけの特権)
少し愉快な気分を感じだした途端。音楽が消え、同時に歪みは落ち着きだした。
ようやく元いた世界に、戻ってきたようだ。
結果
なんなんだこれは!
全くもって遺憾である。
もしや、なにか新しい発見があるのでは、と期待していた自分が情けなくなる。
確かに幻覚のようなものが見えたのだが、精神に異常をきたすまでは程遠い代物である。
これならば、幻覚映画「Enter The Void」を観ている方が、トリップし、精神崩壊ができるであろう。
なにか、物足りない
次は、「ひとりかくれんぼ」、もしくは毎日鏡に話しかける 「ゲシュタルト崩壊」が面白そうだ。
この冷めやらない、悪しき好奇心を満たすため、新たなる挑戦をしたい所存である。