車よりも高い駐車料金
日本でも都心部ではよく見かけられるようになったが、海外では公道にパーキングメーターが設置され、路上駐車場として利用されているものが主流である。
時間を追うごとに加算されていく駐車料金はやはり気になるものだが、中国にある世界遺産「杭州西湖」からわずか500mしか離れていない公営の路上駐車場に、600日以上停めっぱなしの車があると話題になっている。
目撃されたのは、こちらのヒュンダイ製の車。ナンバーは安徽省のものとなっている。
そして、その駐車料金は日本円にしてなんと約132万円(83,023元)にも上がっているという。そう、この車本体よりも駐車料金の方が高くなってしまっているのだ!
所有者はどこへ?
今日もまた、係の人によって約2300円の駐車チケットを切られたこの車だが、一体所有者の方はどこへ行ってしまったのか。
忘れ去られてしまったのか、放棄してしまったのか、それとも病気などで取りに来れなくなったのか定かではない。もしかすると不慮の事故などで亡くなってしまっている可能性もある。
これだけ長いあいだ放置されているのであれば、市側で撤去するなりなんらかの措置を取ることになりそうだが、そう簡単にはいかないという。なぜなら杭州市には長期間公共駐車場を利用することに関して、特に規定が定められていないからだ。
今回の報道で、所有者なり家族が引き取りに来てくれることを期待しているというが、とんでもない駐車料金がわかってしまった以上、引き取り手が現れる可能性は少ないだろう。
参照元:Facebook、Shanghaiist